タイトルのまんまの記事となります。
この情報は私自身が一番欲しかったのですが、結局誰からも何処からも情報は漏れて来なかったため、自分で発信することとなりました。
結論から言いますと「完璧に装着はできるが完璧な装着とは言えない」という結果でした。
何のこっちゃという結論ですが、画像を見てもらった方が早いのでコチラをご覧ください。
きっちりとストッパーが効いていますし、Z6Ⅱでは少し問題だったLコンポーネントの干渉もありません。
Lブラケットとしては完璧に機能します。
では何が問題かと言いますと、プレートのセンターとカメラのセンターが合わないんです。
センターがズレていても普通に使うことは可能ですが、MC-LSの売りのひとつである「RRS-Lock」が使えないので、その点が残念です。
センターをズラさなければならなかった理由はバッテリーの蓋。はっきり言ってZfの蓋はクイックリリースプレートを使う勢にとって、あまり歓迎すべき形ではありません。
それでも干渉せずに装着できた事に関しては、ひとまず安心しました。
さて一番の気がかりであったバリアングルモニターですが、こちらも180度の開閉は問題なし。
レリーズケーブル非対応という事なので、この際ケーブル周りは切り捨てることにして、目一杯プレートを前方に寄せる事でかなりモニター角度の自由度が高まります。
USB給電やHDMI出力する時はプレートをスライドさせて使えば良いですし、Zfでそれらを使う頻度を考えれば、取り敢えずはこれで当面は凌げるでしょう。
ちなみにSLIKのアイブラケットはアイ部分が少しボディに干渉するのと、仮に干渉しなかったとしてもバッテリーの蓋に思いっきり干渉するので不適合でした。
MarkinsのPV-80のLプレートセットは長さが足りず適合しないため、PV-100が必要です。が、プレート自体が華奢なためZfに使うには少し頼りなさを感じます。
現時点でNikon Zfの【 L 】ブラケットの最適解としてはRRSのMC-LSが良いのではなかろうかと思います。
年末に発売されるZf専用プレートでひとつ面白そうな製品があるので、それに期待しつつ、それまでは繋ぎとしてMC-LSを活用したいと思います。
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