汎用Lブラケット界の黒船来航!「MC-LS」は新時代の夜明けとなるか?

突然ですが汎用Lブラケット(Lプレート)って使いにくい物が多いですよね!?

もちろん機種専用品より満足度が劣るのは仕方がありませんし、私だって汎用品に機種専用品レベルの完成度を求めている訳ではありません。

ある程度、使いにくいであろう事は覚悟の上で購入しています。

しかしその覚悟すらあっさり(悪い意味で)上回る汎用品が多過ぎて、もしかして自社の機種専用品の良さを際立たせるためにあえて使いにくい汎用品を売ってるんじゃないの?という陰謀論めいた疑念すら抱いてます。

※写真左KIRK ULB-1  画像はKIRKの製品ページより  写真右ReallyRightStuff MC-L  写真はヨドバシカメラの商品ページより どちらもやる気を感じません

この傾向は欧米メーカー全体に共通しており、強い競争相手がいない現在のLブラケット界はアジアメーカーのブルーオーシャ状態。

「お!これはちょっと良いんじゃない?」と思う汎用品は、だいたい日本や韓国などのアジアメーカー製である事が多いです。

※左が「Markins PV-80 + LV-170 汎用 L-プレート」、右が「SLIK I-Bracket」、このふたつは機能的で面白い製品だと思います。正確にはSLIKの方はLブラケットでは無くIブラケットですが、用途が同じですので、Lブラケットとして取り上げさせていただきます。

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上で紹介した2製品は、多くの汎用品の中で輝きを放つ製品ですが、決して不満が少ない訳ではありません。

Markinsの汎用Lプレートセットは全体的に造りが華奢でズレ防止機能がありません。
そのためフルサイズ一眼クラスで使用した時に頼りなさを感じますし、レンズが重いとプレートがズレてしまうことがあります。APS-C機など軽量小型ミラーレスカメラには使えますが、フルサイズ機には厳しい。

SLIKのアイブラケットは一般的なLブラケットの縦プレートと比較しますと、縦プレート部分が短すぎるがゆえ、安定性・操作性はどうしても劣ってしまいます。そのためフルサイズ機に使える堅牢さはありますが、使い勝手がイマイチ。

次第に膨らむストレスは、やがて失望へと変わり「きっとこのまま一生、満足して使えるLブラケットには出会えないのだろう」と諦めるようになっていました。

しかし、そんな波風ひとつ立たない穏やかだったブルーオーシャンに、突如高波が押し寄せ赤く染まります。
黒船来航 。奴らが来たのだ。

ReallyRightStuff RRS MC-LS(製品の詳細は次のページです)

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haku
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