今回はReallyRightStuffのBH-55のフリクションコントロールについてご質問をいただきました。

こんにちは。
RRSの大型の雲台のトルク調整ネジを最大に絞めても動いてしまう程ゆるくなってしまいました。
フロントが重いレンズを付けると動いてしまうため締め付けつまみを軽く締めてトルクを調整しています。
本来であればメーカーに送り調整してもらうべきでしょうが、何か自分で出来る良い調整方法があるかなぁ?っと思いこのメールをしました。
何かアドバイスがあればぜひ教えて下さい。
RRSのBH-55はフリクションコントロールノブに関するトラブルがちょくちょくありますので、回答を記事にして残しておこうと思います。
まずはフリクションコントロールノブの先の樹脂キャップを外します。
薄いヘラのような物を差し込んで隙間を空けます。
金属製のヘラを差し込むと傷ついてしまうので、樹脂製のヘラに交換しましょう。スマホを分解するツールなどを差しこめばキャップが外れます。
内部には5/32”の六角穴が現れます。4mmの六角レンチでも代用できます。
左方向(反時計回り)に180〜360度の間で回します。よほど緩んでいない限り、この範囲内でちょうど良いと思います。
ノブが外れるなど、別のトラブルに繋がる可能性があるので、緩めすぎないよう注意してください。
キャップを閉める前にきちんと調整できるかどうか確認し、問題ないようならキャップを閉めて作業終了です。

教えて頂いた通りに調整したところ劇的に良くなりました。ありがとうございます。
自分も結構三脚や雲台が好きで沼状態かもしれません。今後も楽しくSNSを見させてもらいます。
無事に調整できたようで良かったです!
BH-55のフリクション調整はとても簡単ですので、締めても緩めても上手くフリクションコントロールが効かないようでしたら試してみてください。


最新記事 by haku (全て見る)
- 新たな中華製 Nikon Zf専用のLブラケットを発見! JLwin JL-Zf レビュー&カスタム - 9月 18, 2024
- note はじめました - 7月 2, 2024
- うずまきのひびき 〜流体のダイナミズムと美学〜 - 6月 24, 2024