ベルボンの小型自由雲台「QHD-33」を長年使っているのですが、この雲台はご覧の通り、クイックシュータイプではなく「カメラネジ」タイプです。
私の機材はほとんどアルカスイス互換で統一されているので、アルカスイス互換のクイックシュークランプを取り付けて使ってきました。
しかし、機材の重さによって、クランプが少しずつズレてしまうことが多々ありました。カメラ台に分厚いコルクが貼ってあり、手回し式のネジですから仕方がありません。
今回はこの問題を解決すべく、カスタムしてみたいと思います。
しかし分解してみたところ、ボールと台座を接続しているプラスネジが最初から舐めかけており、外すことを断念しました。
HejnarPHOTOのクランプ「F61-1B」の裏側には3箇所、空転防止ピン穴らしきものがあります。こいつを利用してみることにします。
この5mmほどの穴にピッタリ一致するサイズの頭をもつボルトを、雲台の台座に入れてみました。
コルクを剥がすと面倒臭そうなので、コルクの上からタップでM3のネジ穴を空けました。
コルクを貼り直してネジに中強度ネジロック剤を塗布して、クランプを装着します。
真ん中のネジ穴に1/4”止めネジを入れれば完成です。
完璧な完成度でクランプを装着できました。
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