ゴミ箱を完全削除しようとした時に「名前“◯◯…”は長すぎるため削除できません」みたいな表示がされ完全削除できない時があります。
私の経験では「名称未設定フォルダ」という名称のフォルダーの中にたくさんのファイルやフォルダーを何階層にも渡って展開されたデータを削除した時によく起こっている気がします。
今回もそうでした。
Windowsのファイル名255文字制限がありますがMacも似たような制限があるのかもしれませんね。
①まずこういう時に試していただきたい方法は「ファイルの名前を変更する」ことです。フォルダーの階層に潜ってみて、別のフォルダーやファイルがあれば、それらも変更していってください。変更する際は半角英数字でなるべく文字数を少なくしてください。変更する名前は「a」一文字でも構いません。これだけで削除できる場合があります。
この時、Finderのメニューから「ゴミ箱を空にする」で試し、ダメならゴミ箱を開いて右上の「空にする」を押してみて、それでダメならファイルを右クリックして「すぐに削除」を押してみてください。
②それでダメなら次は「セーフモードでゴミ箱を空にする」です。
Macを起動する際に「Shiftキー」を押し続け、ログイン画面が表示されたらShiftキーを離しパスワードを入力します。画面上の方にセーフブートと記されていれば、セーフモード中です。この状態で「ゴミ箱」を開いて空に出来ないか試してみましょう。
③それでもダメだったら次は「ターミナルから強制的に削除する」です。ゴミ箱を開き、続いて新規Finderを起動します。Finder左端の「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」とクリックし、ターミナルを起動させます。
ターミナルが開いたら次のコマンドをコピペしてください。
sudo rm -R
コマンドを入力したら半角スペースを入力し、ゴミ箱から削除したいファイルをターミナルへドラッグしEnterキーを押してください。
今回の私の場合は削除したいデータがファイルではなくフォルダですのでコマンドが少し異なります。
sudo rm -R -D
ターミナルに「Password:」と表示されるので、Macのログインパスワードを入力してEnterキーを押せば操作は完了です。これでゴミ箱が空になっていれば成功です。だいたいはこれで削除できると思います。
ここまではググれば誰でも簡単の知れる情報です。これでもダメで、もうOSの復元か初期化しか無いのか?
という場合に、もしセキュリティソフトでノートンをお使いの方は一度試してみてください。
私が使っているのはノートン360。ゴミ箱を開きファイルを右クリックし「ノートンでスキャンする」をクリックします。
少し待つと結果が表示されます。
私はこの現象では、これまで一度も脅威は見つかったことがありません。
やることは、たったこれだけ。ファイルを右クリックし「ゴミ箱を空にする」を押してみてください。
不思議なことに削除できちゃうことがあるのです。似たような症状でお悩みの方はぜひお試しくださいませ。
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