予想以上に早くきた!ReallyRightStuff の新商品調節可能なレバークランプ「ARC-LR」最速紹介①

この製品は改訂されたため、本記事は古い内容を含みます。改訂版の内容はこちらの記事をご覧ください。

改良?それとも改悪?改訂されたReallyRightStuff のレバークランプ「ARC-LR」を忖度無しの徹底レビュー
日本では人気がいまいち伸びていませんが、私はReallyRightStuffの新レバークランプ「ARC-LR」の大ファンです。 このクランプが好きすぎて最近はこればかり選んで使っています。何がそんなに好きかって言いますと、全レバー(同社他社...

11月の発売になるとアナウンスされていたReallyRightStuffの新クランプ「ARC-LR」ですが、突然9/28に出荷メールが届きまして、本日到着しました。

そんな訳で早速紹介したいと思います。

付属品

まずは箱に入っているものを確認します。

①ARC-LR本体
②5/32”六角レンチ
③Rマウントアダプター
④1/4”-7/8”六角穴付き皿ボルト
⑤M6-25mm六角穴付き皿ボルト
⑥マニュアルQRコードカード

以上6点です。RマウントアダプターとM6と1/4”ネジが付いていますので、RRS自由雲台の旧モデルやARCA-SWISS Z1+(Z1)にも換装可能となっています。

※画像はReallyRightStuff「ARC-LR」のマニュアルより

中央の貫通穴にはレバーのシャフトが通っていますが、工具要らずの簡単分解によって取り付けることができます。

ARC-Lr

スペック

arc-LRサイズ

幅1: 55mm
幅2: 約65mm(幅調整により変わります)
高さ: 18mm
重量: 114g
外側ネジ穴:1/4″-20
外側のネジ穴の間隔:30mm

実際に雲台に装着してみた

ARC-Lr BH-55

まずはRRSのBH-55に装着してみました。ほんの少し小ぶりではありますが、さほど違和感はありません。

さすがライフルのラインから流れてきたデザインだけあって、従来のレバークランプが滑らかで美しいフォルムだったのと対照的に、こちらは無骨で厳つい印象になっています。

ARC-Lr P0 Hybrid

次にARCA-SWISS P0 Hybridに装着してみました。こちらはちょうど良いサイズだと思います。

クランプ幅の調整

RRS製品としては初めて幅調整ができるようになりました。

ARC-Lr

※画像はReallyRightStuff「ARC-LR」のマニュアルより

まずレバーを解除し、歯車側のクランプを押し込むと、歯車が顕になります。左に回すと幅が広くなり、右に回すと幅が狭くなります。

レバーロックが搭載された

レバーロックは特別な操作は不要で、単にレバーを180度反転させるだけです。

ARC-Lr

ロック解除はバタフライラッチのノッチ側を押し下げることでロックを解除することが可能となります。

ARC-Lr

滑落防止ピン

このピンがもしかすると邪魔になるのでは?という懸念がありましたが、杞憂に終わりました。

ARC-Lr

レバーが解除されているとピン自体が引っ込む構造となっているのです。単純ですが滑落防止ピンの機構としては初めて見た気がします。

動画

基本操作のみを紹介した動画です。お時間あります方はぜひご覧ください。

※動画で紹介している製品は旧品であり、現在はストッパー(正式にはフィンガー)を廃し、より互換性の高いクランプにリニューアルされています。

使用感

本日届いたばかりでまだほんの少ししか触っていませんが「これは良さそう!」という確かな手応えを感じています。

特にレバーにロックが付いたことで安心感が生まれました。ロック解除操作もシンプルで非常に操作しやすい機構となっています。

B&Hで取り扱いが始まると150〜$160くらいで購入できると予想されます。

超円安でなかなか手を出しにくい今日この頃ですが、投資する価値は十分あるのではないかと思います。

ARC-Lr

The following two tabs change content below.
haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!
タイトルとURLをコピーしました