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本日、ReallyRightStuffより新製品のアナウンスがありました。
ついに調整可能なレバークランプを発売するとのこと!
まずはメーカーHPに掲載されている画像を見てみましょう。

※画像はReallyRightStuffの製品ページより

※画像はReallyRightStuffの製品ページより

※画像はReallyRightStuffの製品ページより

※画像はReallyRightStuffの製品ページより

※画像はReallyRightStuffの製品ページより
微妙に掲載画像が傾いていますね。ちょっと気になります。
さて今回の新製品は、SOAR用(スポーツオプティクス&ライフルの略)向けのレバークランプを、カメラ向けに改良したモデルです。
メーカーHPの説明と画像から特徴を説明しますと
①『R-Lock (Rapid-Lock の略) システム」を搭載
ReallyRightStuff独自の滑落防止用の安全停止機能である5mmのピンが追加されました。プレートに設けられた5.5mmのピン用の穴にハマることで、プレートのズレ防止にもなるようです。
②レバーロック機構を搭載?
レバーの関節近くにある小さなレバーみたいなものは、おそらくレバーが不意に解除されないためのロックシステムだと思います。
③クランプの爪幅を調整できる
ようやく念願の爪幅調整機構が搭載されました!これが今回一番の目玉でしょう。サードパーティ製品との互換性が高まりそうです。しかも工具不要で簡単に調整できるのが良いですね。
スペック(メーカー発表)
幅: 65mm
高さ: 18mm。
重量: 114g
ネジ穴(中央): 3/8″-16
ネジ穴(外側2ヶ所):中心に 30mm 間隔 1/4″-20
2022/09/10追記
Really Right Stuffサポートに問い合わせました。
クランプ中央を貫通しているバーは簡単な操作で分解でき、RRS社製の自由雲台に取り付けが可能になるとの事です。
この製品が出荷される頃には詳しい操作方法の動画を公開する予定との事。
まとめ
懸念点はR-Lockのピンが、RRSプレート以外のメーカー製だと邪魔にならないかな?ということ。バネ式なのだと思いますが、バネが固い(強い)と面倒臭そうな気がします。
もともとSOAR用クランプなので仕方ないですが、デザインが無骨すぎるので、従来のカメラ用のクランプのデザインを踏襲してほしかったです。
あと価格が高いです。$170に直販送料を足して、国内消費税とクレカの手数料を足したら約40,000円近くになりそうです…。4万円って国内メーカーならちょっと良い三脚が買えてしまう金額です。
現在の円レートは過去30年の中で最も円安に近い水準ですし、まだB&Hで取り扱いがない現段階では、ちょっと躊躇ってしまいます。


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