ミスによりPC-LRの回転をロックするねじを曲げてしまい、固定が出来ない状態になっています。
そこで、こちらを分解して汎用的なパーツで代用が出来ないものかと思うのですが、何か情報をお持ちでしたら教えて頂けないでしょうか?
一度RRSに問い合わせをしたのですが、実物の送付が必要とかあり、それなりに修理代が掛りそうで辞めて、銀一に問い合わせをすると同様に本国に送付をして修理をすると本体同等の金額が掛かるとのことでした。
年末でお忙しいところ申し訳ございませんが、よろしくお願いします。
という質問をいただきました。
私の持っているパノラマクランプはPC-PROⅡです。さらに旧ロゴ時代のモデルのため、現行品とは仕様変更になっている可能性があることを先にご了承ください。
念のため、写真を撮って送ってもらい比較してみました。
基本構造は同じっぽいですが、止めネジのサイズが異なるように見えますね。では早速分解してみましょう。
PC-PROⅡの止めネジは異様に小さいです。三脚雲台系の機材でこれほど小さいものは見たことがありません。
購入から2年、高儀の精密六角レンチを初めて使う日が来たようです!
使用したのはインチの「0.035」。めっちゃ小さいので紛失しないように注意しましょう。PC-LRは少し大きなネジに見えましたから、「0.05」もしくは「1/16”」かもしれません。
この止めネジはさらに奥に入っているピンが抜けないように止めておく目的のもの。
パンノブをくるくると45度くらい左右に行ったり来たり回しますと…。
ピンがヒョコッと浮き上がって顔を出してくれます。こちらも小さいピンですのでピンセットなどで抜き取ったあと紛失しないようにしましょう。
あとはパンノブを緩めて取り外すだけです。
パンノブのネジの規格は「UNF #8-36」を採用していました。インチで、さらに細目なので日本では代替品は見つけにくいかもしれません。
一応、ネジの専門店に取り扱ってるかどうか問い合わせしてますので、返事が来たら報告させていただきます。
S.O様、参考になりましたら幸いです。
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