今回もNikon Zfプレートの話です。私としてもそろそろこの話題を終わりにしたいです。
先日、NEEWERに変えたものの、いまいちしっくり来ませんでした。
グリップにプレートが付いていると大きくなりすぎて、握り心地が良くないのも不満なんですが、それよりもレリーズボタンやFnボタンに指が届きにくくなってしまった事が一番の不満です。
見た目は悪くないですし縦構図の時の安定感も悪くありません。なので指が長い人には良い運用方法だと思います。
しかし!私は手が小さいのです。
せっかくアナログのレリーズケーブルをセットするプレートまで自作したのですが…。
やれる事はあとひとつ。ずっと心に引っかかっていたアレを試すしか無さそうです。
ReallyRightStuff MC-LS (新品)をぶった斬る
比喩表現ではありません。本当にぶった斬るために注文しました。
ってすでにMC-LSを持っているじゃないかって?
あれはRRSから貰った大切な宝物なので墓に一緒に埋めて貰うつもりです。
さて、そんな訳でさっそくディスクグラインダーでLコンポーネントをばっさりカット。
カットしたところ。機材の重さで折れそうですね。
金属パテで補強することにしました。
塗装。
ステッカーなんか貼ってみたり
これで完成!大成功!バリアングルモニターの操作も快適!
なんてアホみたいに喜んでいたのですが、いざ三脚にセットしてみると想像以上に弱い。
明らかにNEEWERより撓みが酷いし、ブレにも弱いです。
そこでZfの肩の形状にぴったり合うように金属パテを成形し、プレートに接着。これが思った以上に効果覿面で安定感・剛性が高まりました。
またクランプ幅60mm以上あれば上下2点でガッチリ挟むことができ、その時は無改造のMC-LSと比較して性能は遜色ありません。
ずっと試してみたかったので心のモヤがスッキリしました。
諸問題の対応策
とは言え、今のままですとレリーズケーブルを使いたい時はZfの使用を諦めなきゃいけません。
その対策として、そういった状況ではKIRKのユニバーサルLブラケットを追加したいと思います。
これですと一般的な専用Lブラケットと変わらないレベルの剛性を得られますし、グリップ側に縦プレートを配置することでUSB給電しながら撮影も可能です。
おまけにこの前、自作したレリーズケーブル用のホルダーも活用できます。(ちょっとネジ穴の位置を空け直す必要はありますが)
これがZfプレート問題の最後の記事になることを期待しています。


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