全方位ギア駆動せよ!上下方向の微動システムについて考えてみた
去年の夏に上の記事を書いたのですが、完全に納得のいく結果には辿り着けませんでした。
と言うのも、この上下移動システムですと、アクセサリーターミナルが完全に塞がれてしまうので、HDMIケーブルやレリーズケーブルが使用できなくなるからです。

ギア付きセンターポールしかないか…と半ば諦めていましたが、もうひとつだけ試していない方法がありましたので、最後にそれだけ試した後に、最終的に何が良いか結論を出したいと思います。
Z軸ステージを利用する
ひとつだけ試していない方法とは「Z軸ステージ」を利用することです。最初からM6用のネジ穴があちこちに空いているため、無改造で三脚・雲台間に組み込めそうです。

かなり重量サイズがありますので、屋外に持って出かけるといった用途には向きません。

移動量も約60mmとお世辞にも大きいとは言えませんので、構図を追い込むための微調整用という感じです。

ステージの中央のネジ穴に合わせて、SmallRigスペーサーを置きます。

スペーサーをワンオフで作ったM6⇄3/8″ネジで固定します。

底側はHejnarPHOTOのプレートをM6ボルトで2点止めで固定しました。ただしM6ボルトはそのままでは入らなかったため、ボルトが通る程度、リューターで削りました。
これで三脚に組み込めます。

使用感として安物のラボジャッキとは異なり、かなり剛性に優れています。
と言うか、下の動画をご覧いただければわかりますが、KIRKやRRSのマクロフォーカシングレールを縦方向にして使った時よりも、かなりブレは抑えられます。
ハンドルが大きいので、微動の操作も快適です。
欠点を挙げるなら大きく重い割に移動範囲が小さいことです。
また粗動ができないため、位置合わせはすべてギアで送らなければならず、一番上から一番下へ下ろす場合などでは相当時間を要します。
何よりたった6cmの微動のためだけに、約2万円投資してこの大きな塊を追加する価値が果たしてあるのか?
得られるメリットよりもデメリットの方が大きいと感じる方もいらっしゃると思います。
Z軸をギア駆動する方法としてはギア付きセンターポールの方が総合的に上と言えるでしょう。


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