RRSのMacro150は、一体日本で何個売れたのでしょうか?
まだ銀一はもちろん、B&Hですら取り扱いのない状況ですので、おそらく1桁くらいしか売れていないのではないかと思います。
そんな中、今回不具合で自主回収となっていますので、当分は直販サイトでも購入できないでしょう。現時点で在庫はもちろんありません。
そんな状況だったのでこの記事はお蔵入りするつもりだったのですが、せっかく思いついた企画ですので後悔しようと思います。今回も1桁のユーザーのために元気一杯でお届けします!
Macro150の側面には2箇所、六角穴付き止めネジが入っています。
弱めの緩み止めが施されていますが、特に熱を入れなくても回すことができます。使用する六角レンチのサイズは3/32です。当ブログの読者様ならみんな持ってるボンダスのゴリラグリップ(黄)に収納されていますね。

この止めネジを締めたり緩めたりすることで…
この丸く囲った部分、スポンジシートを表面に貼った内部パーツを押し付けたり、引っ込めたりできます。
押し付けると当然クランプとプレートは密着していくので、ガタは少なくなります。しかし密着すればするほど半締めの状態になっていきますので、ギアへの負担が大きくなります。粗動もしにくくなります。
おそらくクランプ側のギアパーツは真鍮製だと思いますが、締め過ぎは歯車の摩耗の原因となりますので注意が必要です。調整される場合はあくまでも自己責任でお願いいたします。
機材を載せた状態で各ネジを5〜10度ずつ微調整しながら調整してみました。
調整後の動きと、KIRK FR-2との比較を動画で撮ってみたのでご覧ください。
このように、FR-2と遜色ないとは言い過ぎですが、かなり近いレベルまで操作性を向上させることが出来ました。
昨日記事で追記した縦方向での微動時に起こる操作音も、かなり軽減されてKIRKの操作音と変わらないレベルになりました。
Macro150には軽さという武器があるので、ようやくこれでKIRKと肩を並べて戦うためのスタートラインに立てたのかなと思います。


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