屋内で撮影するときに【使える背景】のヒント

相変わらず終わりの見えない新型コロナですが、みなさまは大丈夫でしょうか?全ての方の健康を祈ります。

私は相変わらず自宅から徒歩5分の事務所の通勤と食品・日用品の買い物以外、外出せず屋内で撮影している毎日です。さすがにこの状況に飽きてきましたが、それでも気を引き締めて過ごしたいと思います。

さて今回は室内で写真を撮るときに被写体が格好良く映える背景テクニックのヒントをご紹介したいと思います。過去にご紹介したものも改めてご紹介しますね。

無反射布

ハイミロン

無反射布を背景にすると、めちゃくちゃクールな印象に映ります。上の写真は画角に入るギリギリまでストロボを近づけて直射しました。特別なことは何もしていません。無反射布サイコー!

ハイミロン

私が使っている無反射布は「ハイミロン」です。この写真では部屋を暗くして、手前の被写体にストロボをサイドから当てて撮影しただけの写真です。でもめっちゃ格好いいですよね!もう何年も勧め続けてきましたが、しつこく勧めたいと思います。正面から布に直接強い光を当てると流石に反射しますので、ライティングはサイドかトップの方が良いです。

Amazonなどで売っている安価な無反射布や、無反射ラシャ紙なんかでも、似たような効果を期待できると思います。

先ほどの写真のナイフを突き刺していた木は昔、裏山で拾ってきたものです。

これを背景にしてマクロ撮影すると結構格好いいです。

マクロ撮影ではこういう何気ない物を背景にすると被写体の存在感が際立ちます。

外国語の書籍

外国語ってだけで何かもう絵になります。応用としては日本語でも被写体と意味が繋がるものなら洒落てて良いのではないかと思います。

例えばこれは指輪と聖書です。指輪のシャドウをハート型にするというベタベタな表現手法ですが、聖書と開いているページに意味を持たせると作品性が高まると思います。

薔薇

これもよく見る写真です。薔薇を背景に置けば、誰でも簡単にドラマティックな写真が撮影できます。

窓と逆光

cat

窓から差し込む陽の光は最高のライティング装置です。特にポートレイトに向いています。上の写真は室内と被写体も明るく見せたかったので、天井バウンス1灯ストロボを焚いてます。

バックサテン

バックサテン ワインレッド

ワインレッドのバックサテンを下に敷いて撮影しただけです。布のシワ感を損なわないように、アクリルキューブで被写体を浮かせています。

カラーフィルム

100円均一ショップで購入したカラーフィルムです。

こちらはラッピング用のカラーリボンを前ボケにしてリボンにストロボを当ててキラキラさせています。

これの応用としてカラー画用紙なんかも格好いいです。

カラー画用紙を敷いただけです。

タイル

タイルの上に置いただけです。メタリックタイルだと結構クールに仕上がると思います。

アルミホイル

一度しわくちゃにしたアルミホイルを破らないように伸ばして背景にし、カラーフィルターを貼ったストロボを当てました。このカラーフィルターを貼ったライティングの応用として、背景紙に当ててやって背景を鮮やかなカラーにするテクニックがあります。

もちろんポートレイトにも使えます。

family-photo

イルミネーションライト

イルミネーションライトがあれば屋内で擬似ホタル撮影ができます。

プロジェクターライト

前にイルコさんが紹介していたライトブラスターというプロジェクターライト。これ使いこなすのが結構難しい機材です。


さていかがでしたか?定番のものから思いつきで撮ったものまで様々ですが、意外と絵になるなぁと思うものがあったと思います。真似してみようと思った方も、これをヒントに「あ!何か思いついたかも!」と閃いた方もぜひチャレンジしてみてください。

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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!
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