ある日、突然やってくる
Gitzoの三脚を使っていると、ある日突然起こるトラブルがあります。それは開脚ネジが緩んで使い物にならなくなるというものです。私の時ちょっと緩いかな?と思った数分後にはもうゆるゆるになっていて、その日の三脚での撮影は断念せざるを得ないレベルまで緩んでしまいました。
Gitzoの開脚の固さをコントロールするのは、この星形のような形状の「ヘックスローブネジ(またはトルクスネジ)」というネジです。
ヘックスローブはネジの頭が従来のプラスマイナスネジと比べて、ネジのかみ合いが強く、力の伝達効率が非常に高い、つまりカムアウトしにくいことが特徴です。
多くのGitzoの現行モデルは「T25」というサイズのネジが採用されています。このネジを調整するための工具が「ヘックスローブレンチ」(またはトルクスレンチ)となります。一応Gitzoの三脚を買えば工具が付属されていますが、「これって本当にこのネジ用のレンチ?」と疑ってしまうくらい緩々で、正直使いたくありません。
おすすめ工具はPB SWISS TOOLS一択!
Gitzoの開脚ネジにはPBのレンチが文句なしにお勧めです。これ以上のレンチは他には無いと思います。
まずは赤い部分がクリアランスです。純正に比べて少し遊びが少ないことが見て分かると思いますが、この画像以上の差を体感できます。両サイドから締める必要がありますので2本必要なことをお忘れなく。
商品ページ:PB(ピービー) L型ヘクスローブレンチ 青色 410-25BL
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