レンズクリーナーを色々試してみた

先日書いた「フィルター清掃を色々試してみました」の補足記事となります。

クリーニング液は無水エタノールとマイナーなアルコール系液1種類ずつしか試していませんでした。それでは信憑性のある正確な記事にはならないなと思いまして、追加で3種類ほど試してみました。最初の2つを足して全部で5種類試してみた結果、思った事を書きたいと思います。

アルコール系

ネットでレンズクリーニングを調べていても、レンズやフィルターに施されたコーティングにはアルコールに弱い特性をもつものもあるとか、コーティングはガラスより固いから大丈夫だとか、いまいち信用できる情報にたどり着けませんでした。

ただNikonの公式サイトの「レンズレッスン Lesson13:レンズのお手入れの基本」によりますと、アルコールでの清掃を推奨しており、フッ素コートされたレンズやフィルターに対しても使用は問題ないと記載があります。

レンズレッスン - Lesson13:レンズのお手入れの基本 | Enjoyニコン | ニコンイメージング
お手持ちのレンズのお手入れをしたことはありますか? レンズに付着した汚れは傷やカビの原因となり、さらにレンズの劣化や画質にも影響が出てしまう恐れがあります。今回は、レンズのコンディションをベストに保つためのお手入れ「レンズクリーニング」の基本をご紹介します。

結局は自分の責任の上で判断するしかないのですが、当ブログではNikon公式を信じて「アルコール系使用OK」としたいと思います。もちろんNikon以外のメーカーのレンズやフィルターに関しては、コーティングにダメージを与える可能性があります。一応メーカーには確認をされることをお勧めします。

以下、安全性が高いものを紹介します。

musui ethanol

まずは私の中の絶対王者「無水エタノール」です。長年これで自信をもってメンテナンスしてきました。これでメンテナンスしている人は多いですが、そのせいでコーティングが剥がれたという話も聞かないので、安全性は高いものと推察できます。

EE63310

2016年よりオリンパスから岳南化学へ販売移管された「ハイパークリーン EE-6310 」。レンズなどに最適な高品質洗浄液です。優れた洗浄力と乾燥性で作業をスピーディーに行え、プラスチック、金属、ガラス等ほとんどの材料を侵食せず、材質を傷めません。私はセンサークリーニング時に無水エタノールと混合して使用しています。

非アルコール系

cura kenko techno ion

左がKenko テクノイオン / 右がCURA レンズクリーナー

アルコールフリーの液剤はアルコール系よりも、優しくレンズやフィルターの汚れを取ってくれます。とは言ってもノーダメージでは無いでしょうし、油分を多く含む頑固な汚れに対しては、アルコール系より綺麗に落とせません。

まとめ

いつもの通り結局万能なものはないという結果になった気がします。なるべく普段はブロアーとクロスで清掃し、簡単に落とせそうな汚れならアルコールフリーの液剤で、頑固そうな汚れにはアルコール系で、といったふうに使い分けるのが無難だと結論付けたいと思います。私は無水エタノール推しですので、今後もガンガン使っていきたいと思います。参考になりましたら幸いです。ではではー

 

ハク
ハク

色々な人の意見を聞いていた中に「中性洗剤&水洗い」という猛者がいました。そんな馬鹿なと思いつつも何となく調べていますと、中性洗剤を薄めた水で眼鏡を洗ってらっしゃる方が多く、またそれを推奨している眼鏡メーカーもありました。Nikonの公式サイトにも海水が掛かった場合は、そのままアルコールで拭くのではなく「一度水で絞ったタオルでよく塩分を拭って」と記載があります。水自体はレンズやフィルターにとって悪いものでは無いようですが、ちょっと高価なフィルターにこの方法は怖いなと思いつつ、試してみたい気持ちもあります。ヤバいヤバい・・・

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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

  1. philotripus より:

    ハクさん、やはり無水エタノールがあれば、フィルターとセンサーのクリーニングはとりあえず何とかなるみたいで安心しました。さてセンサークリーニングについてのご質問について、私の経験を書き込みます。ハクさんがご覧になったニコンのセンサークリーニングの講習会のビデオはyoutubeとかで流れているのですか。私はニコンのセンサークリーニングキットのDVDを見て何度もクリーニングしてみたのですが、映像ではよく分からない点もあり、ニコンで無料講習会をしていたので一度だけ参加しました。センサーだけ取り外した練習台が一人一台当てられ、実際に練習させてもらいました。DVDとは何カ所か手順が違っていたので、講師の方に質問すると、現在は実際に有料清掃で行っているのはこうですと用具の使い方、作り方も丁寧に教えてくれました。ただし自宅ではアルコールがうまく蒸発せずにセンサーに拭きムラが残ることもありますし、一桁機のみ特別にレリーズ回数を教えてくれたりするので、自前クリーニングは緊急時に限り、定期的にニコンに任せています。それよりもセンサーに埃を載せないように、センサー面が常に下向きか、最低でも横向きになるように運搬し、撮影も真上はなるべく避けています。そのせいか、センサー面の向きに無頓着だった頃は1-2か月に一回はセンサークリーニングに出していたのが、最近では半年以上気にならないようになりました。

    • haku haku より:

      philotripusさん、センサークリーニングの動画はyoutubeだったか定かではないのですが、動画投稿サイトから閲覧しました。やや古い感じの動画でした。私はセンサークリーニングには無水エタノールにハイパークリーンを混合して使っています。そうすることで若干揮発が早まります。後はルーペで覗きながら細かい部分を仕上げていく感じで、いろいろ試してみた結果、この方法にたどり着きました。センサーの埃は実は私はあまり重要視しておらず、実際はブロアーのみでシュッシュとやっておしまいです。多分センサークリーニングは年に2度程度、自分でやっている程度です。
      レリーズ回数はExifで調べるのとニコンで調べてもらうのは違うのですか?