KANIブランド CURA 熊野ブラシクリーニングセット を試してみました

KANIとCURAがコラボした限定クリーニングセットを試してみました。かなり高級なクリーニングセットですので楽しみです。

セット内容

セット内容は以下の通りです。

  • 牛革のポーチ(外寸100×145×20mm)
  • KANIオリジナルレンズクロス(30×30cm)
  • 熊野ブラシ
  • CURA クリーナー液(CLC-050 15ml)
  • CURA 専用ペーパー(MICRO WIPER 50枚)

メーカー推奨の使用方法

  1. レンズ(フィルター)についたチリやホコリを、ブラシやブロアーで十分吹き飛ばします。
  2. 採ったクリーナー液をレンズ面に馴染ませるように塗布します。(円を描くような塗布は不要です)
  3. 塗布したクリーナー液を乾いたペーパーで優しく乾拭きして仕上げます。

内容物の品質

牛革のポーチ

KANIのロゴマークが入った柔らかい牛革製のポーチです。2cmのマチがあるので、ゆとりのある作りになっています。中にはビニール製のカバーがあり、屋外でもホコリがつきにくい仕様。右側はブラシやレンズペンなどを刺せるメッシュ製のポケットがあり、左側はクリーニングクロスが入るように大きなポケットになっています。ファスナーが大きく開いてくれますので、屋外で取り出しやすく、よく考えて作られているなと思いました。ただこのサイズのポーチにダブルファスターである必要があるかな?というのが率直な疑問です。

KANIオリジナルレンズクロス

150mm角のフィルターを拭く時、一般的な20cmくらいのクロスでは少し大きさが足りないと感じます。そのため2枚使って拭くことが多かったのですが、このクロスは30cmありますので、1枚でも拭きあげやすくなっています。

熊野ブラシ

170年の歴史を誇る筆づくりの産地の広島県熊野の熊野ブラシが採用されています。このセットのメインと言っても過言ではないでしょう。お手入れも簡単で、使用後はティッシュなどで汚れやホコリを落とすだけです。万が一、汚れてしまったら石鹸やシャンプーを使ってぬるま湯で洗うことが出来ます。ただし手荒くこすると毛を痛める原因となりますので注意が必要です。洗い終えたらしっかり水気を切り、形を整えてから陰干ししてよく乾かせば綺麗になります。

CURA クリーナー液

非アルコール系のクリーナー液です。これは結構有名ですので使われている方も多いかもしれませんね。小ボトルが入っています。補充が可能なのは嬉しいですね。

CURA 専用ペーパー MICRO WIPER

ペーパーも他のものと比較してみました。見た目は固そうに見えましたが、実際触ってみたら非常に柔らかいペーパーです。使ってみたところ、私の中ではこれが一番のヒットでした。拭きムラが残りにくく、毛羽立ちも少ないです。シルボン紙と比べて拭きカスも出にくく、価格が4倍するだけはあります。センサー用に良さそうなので買ってみようかと思います。

一番左がCURAです。ここまで酷使しても拭きカスは微量でした。そのため仕上げ拭きの際、ストレスが少ないペーパーです。クリーナー用にシルボン紙、仕上げはCURAという風に使い分けても良いかもしれません。

まとめ

クリーナーセットはこれまで買ったことがなかったので、久しぶりにワクワクしながらレビューしました。ネックとなるのは価格です。税込10,800円というのはやはり高いです。もう少しポーチが格好良かったら、もっと満足度が高かったのにな、と思いました。たとえば有名なハンドメイドの革メーカー製のポーチだったら、この価格でも飛ぶように売れたのではないかと思います。

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haku
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