私のお気に入りのブロアーは2種類あります。
ひとつはBERGEONのブロアー No.5733とジャンボブロアー。
ジャンボブロアーは15年以上愛用していて、今使っているのは4代目となります。
ブロアーは何年も使っていると内部のゴムが劣化して微細なカスが出てきて意味がなくなるから云々、という話しを聞いてから3年に1度くらいで買い替えるようにしています。
今使っている物をそろそろ買い換えようと思いAmazonで検索してページを開いたところ…
え?廃番になっちゃった?
諦め切れず調べたところ、ほぼ同じ製品がHAKUBAからUNに販売メーカーが変わっただけで販売されているようです。ホッとひと安心し注文しました。
パッと見は金色のテープが巻いている以外は大きな違いは無さそうです。
しかし触ってみるとすぐに違和感を感じました。
バリがひどい
バリとは、ゴムや金属、樹脂などを成形・加工した際、意図せず発生した突起や残留物のことです。
もしかしたら製品の成形方法から異なるのかもしれませんが、この大きくはみ出したバリのせいで、HAKUBA製と比較して使い心地が良くありません。
ちなみにHAKUBA製の物にはバリはなく、握り心地が滑らかです。
エンボスのロゴや製品名も酷いです。見た目が悪いのは目を瞑るとして、使っているうちに、このバリが少しずつ剥がれてくるのが最悪です。
HAKUBA製はと言いますとこんな感じです。別に使っているうちにバリが取れて綺麗になった訳ではなく、最初から綺麗でした。
ノーズ部分もちょっと綺麗に整えてみたのですが焼け石に水。何年も使ったHAKUBA製と比較しても、その差は一目瞭然。
さらに1ヶ月ほど経った現在では表面が粉っぽくなってきて、結局カメラ用のブロアーとして使用することは控えています。
もうひとつ気になったのがニオイ。HAKUBA製を買った時の記憶が曖昧なので比較はできないのですが、ニオイがキツイと感じました。
1ヶ月ほど使ううちに気にならなくなりましたが「2ヶ月経っても匂いが取れない」というAmazonレビューもありますので、もしかしたら匂いに慣れただけかもしれません。
もしくは保管方法が机の上に出しっ放しでしたので、ニオイが弱まったのかもしれません。
まとめ
ジャンボハリケーン UN-1301は、HAKUBA KMC-45に商品名や容姿は酷似していますが、まったくの別物です。
HAKUBA製と比較して良くなった部分はひとつも無く、悪くなった部分はかなりあります。
中でも最悪なのは握った時に指に残る表面の粉っぽさです。
ノーズ回りも同様の状況ですので、ブロアー内部も同じような状況である可能性も否めません。
残念ですがUN製ジャンボブロアーは二度と買うことは無いと思いますし、人に勧めることも無いと思います。
HAKUBAからは後継製品として販売されている「ハイパワーブロアープロ 02 L ブラック KMC-84LBK 」を購入しましたので、また後ほどそちらもレビューしたいと思います。
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