撮影機材のパッキングって神経つかいますよね。
特に雲台やカメラプレートなどの三脚系アクセサリーは重く固いアルミ合金の塊ですので、カメラやレンズとぶつかり合うと傷や故障のリスクが高まります。
カメラバッグの仕切りである程度は対策できますが、カメラボディやレンズはともかく、プレートまで細かく仕切るとなるとスペースばかり取られてしまい、機材の収納容量が減ってしまいます。
これまではMysteryRanchのゾイドバッグなどのポーチにまとめて収納していたのですが、固い物や壊れやすい物(プレートやストロボなど)などはポーチの中でも激しくぶつかり合うので扱いに困っていました。
それを解決すべく1ヶ月ほど前から導入したのがラッピングクロスです。
ラッピングクロスはクリーニングクロスのような機材に優しい素材でありながら、生地同士がマジックテープのようにくっ付くというカメラアクセサリーです。
厚みもそこそこありますので、機材同士がぶつかった時の傷防止にもなります。
300mm角〜500mm角くらいのサイズで各メーカーから販売されており、だいたい1枚1000〜2500円程度で販売されています。
同じようなコンセプトで販売されていますが、メーカーにより若干ですがくっ付く強度は異なりますし、布のクオリティにも違いがあり、それらは価格に比例する傾向があります(あくまでも傾向です)。
ただしラッピングクロスは、強度は強いほど扱いやすい訳ではなく、用途によっては弱い方が扱いやすい場合もあります。
私が試した3メーカーの製品を表にしてご紹介しますので、検討されている方は選定の参考にしてください。
メーカー名 | PGYTECH | Ulanzi | tone |
リンク先 | https://amzn.to/3SJhCSK | https://amzn.to/46k7D9E | https://amzn.to/3SBzTBu |
サイズ | 350×350mm | 350×350mm | 400×400mm |
価格 | 2200円 | 1380円(5%OFFクーポン有) | 1051円 |
くっ付き強度 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
他にもアマゾンで結構たくさん種類が見つかると思いますのでぜひ自分の用途・好みに合ったサイズや柄・カラーを探してみてください。
さてこのラッピングクロス、私は雲台の保管にも使っています。
むしろラッピングクロスの導入のきっかけは、こちらの用途でした。
ギア雲台やマクロフォーカシングレールなどはすぐ使える場所に出しておきたいけれど、埃が大敵ですからケースに入れたりカバーをかけて凌いできました。
でもケースって結構スペースを取りますし、カバーは扱いが楽ですが埃が混入しやすいという欠点があります。
ラッピングクロスはポーチほどスペースを取りませんし、カバーと違って埃の侵入を防ぐことができ、非常に適しているなと実感しています。
屋外に持ち出す場合は強度が高い方が安心ですが、屋内でカバー代わりに使う場合は強度が低い方が扱いやすいと個人的には思います。
雲台をたくさんお持ちで、埃や傷が心配な方におすすめです。
tone くっつクロス フリー S JD-17 グレー×ネイビー 30×30mm
PGYTECH ラッピングクロス (基板柄) Sサイズ 350×350mm
Ulanzi カメラ用ラッピングクロス カメララップ カメラクロス 350×350mm
tone JD-18 くっつクロス フリー グレー×ネイビー 400×400mm
PGYTECH ラッピングクロス (基板柄) Mサイズ 450×450mm
tone くっつクロス フリー L JD-19 グレー×ネイビー 500×500mm
〜追記〜
書き忘れましたが、移動中の雲台の保護カバーとしても重宝しますし、ケースに入れずに車のトランクに放り込む場合も安心です。
よほど巻き方に失敗しない限り移動中に外れてしまうことも無いと思います。
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