NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sのセキュリティースロットを活用する

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの三脚座リング止めネジにはセキュリティースロットが搭載されています。

ここの部分が蓋になっていて、爪を引っかけると引っ張り出せます。

説明書を読みますと「市販の盗難防止用セキュリティーワイヤーを取り付けることができます」との記載があります。

※NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sの取扱説明書より

があまりワイヤーやロックに詳しくないので、どのようなタイプのワイヤーが適合するのか分かりません。ちょっとググってみましたが分かりませんでした。

どのような規格のものを買えば良いのか、ニコンに問い合わせしたところ次のような返答が返ってきました。

ニコン
ニコン

NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR Sのセキュリティースロットについて、市販の盗難防止用セキュリティーワイヤーのサイズは、短辺3mm×長辺7mmであればご使用が可能でございます。

サイズはいわゆる「MiniSaver互換」とか「標準スロット対応」と呼ばれているもののようですが、製品によって奥行きや広がる爪幅が異なるので、物によっては取り付けられない可能性があります。

セキュリティースロットを計測してみました。

この計測結果からも「MiniSaver互換」で間違いなさそうです。内部の奥行きや広さによって、互換品であっても対応製品が異なるらしいので、自爆覚悟で人柱になるしかなさそうです。セキュリティーワイヤーの種類自体も少なく、また在庫すら置いてない店舗がほとんどなので失敗するとダメージがデカいですね。。とりあえずひとつ取り寄せ注文してみました。

待つ事2週間、ついに取り寄せていたエレコムのセキュリティワイヤーロックが届きました。

ちゃんと装着できるか不安でしたが、ちゃんと装着できました。よかったっ!

 

 

試しに裏の公園に持ち出して試してみました。

まずは手すりなどに取り付けます。ワイヤー端の輪っかに逆のロックを通すだけです。

次に三脚の基部に取り付けたリング付きネジのリングに、南京錠などを使ってワイヤーを取り付けます。このネジはなるべくネジロック剤で固定するか、工具で固く締めておくことが大切です。

レンズのセキュリティースロットにエレコムのロックを装着します。

完成です。ワイヤーの長さもしっかりあるので、三脚との取り付けさえ上手くできれば、それなりの盗難対策になりそうです。さすがに長時間放置するのは怖いですが、すぐそこにあるトイレに行くために数分三脚から離れるくらいであれば安心じゃないかと思います。

セキュリティワイヤー自体を忘れると意味がないのでリュックに付けておくと良いと思います。

カメラリュックと取り付け部品に関しては過去記事をご参照ください。

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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

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