第三弾の今回は非常に評判の良い「プライヤーレンチ 86 05 150」のご紹介です。
左が今回ご紹介したい15cmの「86 05 150」。右は比較のために置いた25cmの「86 02 250」。
特徴
●つかむ・締める・曲げる。様々な作業に使えます。
●つかみ面がフラットなので、対象物を傷つけません。
●プライヤーを握ることにより、遊び(ガタ)が無くなりますので、ボルトナットの頭部にダメージを与えません。
●プッシュボタンにより素早く簡単に開口幅を調整できます。
●汎用性が高く、滅多に使わないサイズのレンチを買う必要がありません。
●特殊なヘッドアクションによりラチェットハンドルのように操作できます。
スペック
重さ:実測196g
調整段数:14段
開口幅:0〜30mm
ハンドル:コンフォートグリップ
価格:実勢価格7800円前後
3枚合わせ構造ですので、グリップ感はとてもしっかりしています。
開き口幅は約5.4mmありますので、多少いいかげんに開いても挟めます。でもしっかり握り込んで挟むのであれば、きちんと合わせる必要があり、それには多少の慣れが必要です。
最大30mmまで開口します。
250mmの方ですと、今どのくらいの開口幅なのか確認できる小窓が付いているのですが、150mmには付いていません。もしかしてちょっと古いモデル買っちゃったかな?
150mmには付いていないのかもしれないですが、今から購入される方は一応確認してみてください。小窓があった方が絶対便利です。
前回の記事でご紹介したHusky三脚のボルトナットの脱着に、これが良いのではないかと思って試してみました。
ハスキー三脚のボルトナットの二面幅は1/2inchです。わざわざハスキーだけのために、(あなたがハーレー乗りではない限り)他では使わないインチサイズのレンチやスパナを買うのはもったいないですし、使ってみてこれならちょうど良いと思いました。
三脚の整備で使う程度のトルクであれば、150mmの長さで十分対応できます。
欠点は値段が高いこと以外は特にありません。が、まだ買ってそんなに経ってないし、保管状況も悪くないのに、250mmの方が早速錆び始めています。早い段階で気づいたので対処できましたが、一年くらい工具箱を開けないような方であれば、気づいたらサビサビになっているかもしれません。
250mmと150mmでは表面の仕上げも違い、何となく150mmの方は錆にくそうな気がしますが、保管には十分注意してください。
シンプルな機構なので、これ以上何か特筆することはありません。機材に限らずDIYでも活用できますので、満足度は高いと思います。


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