Nikon Z14-24mmF2.8Sはフードですが円形フィルターが使えることが大きな話題となりました。
しかし112mmフィルターはとにかく高いんです。中でも使用頻度が高いC-PLフィルターなんてニコン純正だと64,545円!ちょっとしたレンズ買えますよ…
C-PLは寿命の問題もありますし、お手頃なNiSiかKANIを選んじゃうという人が多いのも頷けますね。私も同じくKANIにしました。
しかしKANIの112mmフィルターにはひとつ問題がありました。
Z14-24mmF2.8Sの専用フード「HB-97」のフィルターネジに装着するにはKANIフィルターのネジ山が浅過ぎるのです。
マルミやケンコートキナーの112mmフィルターのネジ山が2.75〜2.9mmあるのに対して、KANIは1.83mmしかありません。
似たような事例では、112mmアダプターリングも2.1〜2.35mmしかないため、角型フードカスタムの時も接着剤で固定する必要があったのです。
つまりKANIの112mmフィルターはニコンフードで使うと、フィルターが外れてしまう懸念がありました。
この件をすぐにKANIに報告し、先日改良品が完成したと報告がありましたので早速試してみました。さてZ14-24mmF2.8Sのフードに安心して使えるようになったのでしょうか?
ネジ山の深さを計測したら約2.8mm。ちょうど良さそうな深さになってます。
実際の装着感もばっちりです。これで安心してフードで運用できそうです。
ついでなので一枚撮影してみましょう。まずはフィルターなし。
次に効果が一番効いている角度で撮影。
青空が鮮やかになりました。これで目に見えている実際の空の色に近づけることが可能となりました。
事務所にもどって、散らかったデスクの上を撮影します。45度ずつ回して効果のかかり具合をみてみましょう。
観葉植物の花瓶や財布の光の反射を見ると、しっかり効果がかかっているのが分かると思います。
まとめ
ニコンZ14-24mmF2.8Sの専用フードに「KANIフィルター プレミアムサーキュラーPL 112mm」が安心して装着できるようになったので買って良し!
と結論つけたいと思います。
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