KANI フィルターをすべてのレンズで使いたい計画

KANIから発売されている「アダプターリングセット 150 adapter ring for 95mm Down ring 86-95/82-95/77-95」を購入しました。

本製品は、150mmフィルターホルダーを装着するためのアダプターと、86-95mm、82mm-95mm、77mm-95mmの3種類のステップアップリングのセットです。価格は税込6,800円。安いとは言いにくい微妙な金額です。

kani 150 adapter ring

※画像はアマゾンより 150mmホルダーは付属していませんので注意してください。

77mm以下のフィルター径のレンズの場合は、別途、ステップアップリングを買えば、ほぼすべてのレンズでフィルターを使えるということになります。フィルター径ごとに買い揃える必要がなく、また角形フィルターのみ持っているものを覚えておけば良いだけですから、管理がとても楽になります。フィルターケースごと紛失したり、落下させた場合は悲惨ですが…。

ともあれすべてのレンズでハーフNDフィルターが使えるのがめちゃくちゃ嬉しいですね。

では早速装着してみましょう。

装着は通常のフィルターと同じでレンズの前玉のフィルター取り付けネジで行います。ここに先日買ったNikon 14-24mm f2.8用のホルダーの前側だけを装着してセッティングは完成です。丸型と比較して良い部分は重ね付けしてもケラレにくく、周辺減光も良好な結果となっています。

欠点としては大きく重いので取り回しが悪いこと。ポートレートやスナップには不向きです。気もすごく使います。面倒くささはあまり変わりません。ND400など大きな番手のNDフィルターの場合、一旦ピントを合わせてからフィルターを装着しますが、こういう時は角形の方が簡単に脱着できる分、便利だと思います。

105mm f2.8 MicroにC-PLフィルターを使ってブツ撮りに使う

たまにブツ撮りにおいても「反射光」は大敵です。意図して作ったハイライトとは違う反射は、何とかしたいところ。こんな場合でもC-PLフィルターをつければ、反射光を除去することが可能となります。

可変NDフィルターが簡単に作れる

可変NDフィルターの仕組みは、ただ単にC-PLフィルターが向きを交互にして、2枚重ねてあるだけです。そのうち1枚のみ回転するようになっていて、回転させることで減光されていきます。

なぜ「偏光をコントロールするフィルター」が逆向きに重なることで減光されるのか?

まず自然光は直交する2つの方向(垂直と水平)にランダムに振動しています。これに対して、どちらか一方にのみ振動している光を偏光といい、偏光フィルターはその一方向の光だけをコントロールできます。2枚の偏光フィルターを重ね、それぞれに垂直方向と水平方向の光を吸収させれば、理論的に光を完全に遮断することができるわけです。

文字にすると非常にわかりにくいので、動画でご覧ください。

かんかん照りの日中、開放で撮影できる

D750のシャッタースピードの上限が1/4000ですので、f1.4やf1.8のレンズを開放で使いたい場合、どうしてもかんかん照りの日中では白く飛んでしまうことがあります。ND4かND8あたりのNDフィルターを持っておくと、絞り2〜3段分のシャッタースピードを稼ぐことができます。ND16だと4段分暗くできますから、日中シンクロができる範囲内までシャッタースピードを落とすことができるでしょう。

※左はフィルターなし1/4000。右がND16フィルターあり1/200。

まとめ

またかなり話が逸れてしまいましたが、これで私の持っているすべてのレンズで150mm角形フィルターが使えるようになりました。アダプター自体はとても薄いものですので、フィルターホルダーの専用ポーチに余裕で入りますし、特に邪魔にもなりません。77mmフィルター径のハーフNDやC-PLフィルターがそこそこ値段が高いので、ひとつに統一できるのもコストパフォーマンスに優れていると思います。実際に使ってみると、何か欠点が見つかるかもしれませんので、引き続き検証を続けていきたいと思います。

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