ReallyRightStuffのフラッシュブラケットは、野生動物に綺麗なキャッチライトを入れるために設計された製品です。本日はウェディング撮影からマクロ撮影まで、フラッシュの位置を正確に制御することができるフラッシュブラケットをレビューしたいと思います。
RRSフラッシュブラケットで必要な一式
私が持っているのはフラッシュブラケットのB87-QRと、コールドシューマウントのFA-QRCS2です。それとクランプ一体型レールMPR-CLが無いと装着できません。全部揃えると400ドルくらいと結構な額になります。
セッティング
オプションのコールドシューマウントFA-QRCS2を装着しています。これにより、普通のクリップオンストロボが装着可能となります。
緩めた際にストロボの重さで滑落しないようにストッパーが付いています。これがないと本当に危ないです。このポチを押し込んでフラッシュマウントを装着します。角度の変更は非常に滑らかで快適な操作性です。
セッティングはボディのLブラケットの縦位置部分を利用します。そうすることで縦構図にした際にレンズの光軸上にストロボが配置されます。
フラッシュブラケットで何ができるのか?
友人の結婚式の撮影を頼まれたことがきっかけで購入しました。使って実感したことは「影のコントロール」が非常に楽だったことです。
普通にカメラのホットシューにストロボを装着して発光すると被写体の右側に影ができます。天井バウンスができる環境であれば、こういった問題を回避できますが、それが難しい場合、ライティングの難易度が跳ね上がります。
そんな時にフラッシュブラケットを使うことによって、今までレンズの左側に合ったストロボが、真上に移動します。そのため影が被写体の下や後ろに隠れ、目立たなくなるという理屈です。もちろん決して綺麗な影とは言えませんが、屋外や、天井が高くバウンスを望めない場所などでは、非常に有効的な機材です。ウェディング撮影、取材などで実力を発揮してくれます。
マクロ撮影にも使える!
このシルバーのノブを開閉することでストロボを前後にティルトすることが可能です。エクステンダーを装着すればマクロストロボ撮影で威力を発揮してくれます。
※画像はReallyRightStuffのFA-QREX2の商品ページより
このように普通であれば難しいマクロ撮影が可能となります。それにしてもこのエクステンダー、めちゃくちゃ超格好いいのでいつか買いたいと思います。
デメリット
とにかく重いです。試しに首にぶら下げたら、本当に死ぬんじゃないかと思いました。あると便利な機材ですが、この重さがネックであまり持ち出したくありません。
まとめ
一体これいつ使うのだろう?なんて思っていましたが、機材は考えれば色々と使い道があるものです。私は三脚に据えてじっくり撮影することが好きなので、マクロ撮影でこの機材を使っていきたいと思います。特にマクロストロボは面白そうな作品が撮れそうです。
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コメント
ハクさん、無線トリガーの情報ありがとうございます。godoxとニコンの相性が悪いとすれば、nissinairでスピードライトと無線トリガーを揃えるのが一番無難みたいですね。それにしてもRRSのフラッシュブラケットにSB5000付けて一桁機と組み合わせて手持ちでしょうか。しかもブライダルでは二台が標準みたいなので、かなり体力が必要ではないですか。でもきっと素晴らしい写真になったことでしょうね。
Great post.