edelkrone(エーデルクローン)の「FlexTILT HEAD2」を買ってから半年が経ったので、改めてレビューしたいと思います。
スペック
スペックは以下の通りです。
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収納サイズ |
85㎜×105㎜×27㎜ |
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重量 |
440 g |
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耐荷重 |
2.5kg迄 |
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取り付けネジ |
上面:1/4インチ (小ネジ) 底面: 3/8インチ(大ネジ) |
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パン可動角度 |
340度 |
質感・操作性
本体の質感は可もなく不可もなく。値段の割に高級感はありません。
構造はいたってシンプルで、コンパクトに折りたため、容易にカメラの角度が決めることができます。メーカーの商品ページによると高精度な加工が施されており、ネジを絞めたりすることなく、手を放した位置で固定できます。

耐荷重は2.5kgですので、軽量機材用と言えます。操作性を優先して関節を柔らかくすると、その角度を保っていられず、お辞儀を始めてしまいます。調整ネジを締めれば保持できますが、今度は固くなり過ぎてまともに操作できません。

上の画像のように3箇所ある関節のうち、下にいくほど荷重がかかるので、全部同じ固さに調整する訳にはいきません。そのため一番下の関節を強めに締める必要があります。

それなのにα7Ⅱ&キットレンズ(1070g)すら、よほど強く締めないと固定しきれないという状況です。

また目一杯伸ばすと、センターポールと一緒でグラグラと不安定となり、ブレやすくなります。やっぱり動画用機材ではスチルでは使いにくいと言わざるを得ません。
一脚用雲台として使えるのではないか?

普通の三脚用としては微妙。しかし、もしかしたら一脚用雲台としてなら神雲台になるのでは?という一縷の望みにかけて使ってみました。
装着した見た目はアレですが、操作性はなかなか良さそうです。長年足を取られ続けた一脚沼から遂に脱出なるか?それではフィールドテストをしたいと思います。
結果から言うとダメでした。いえ、操作自体はなかなか良かったです。一脚では左右のティルトは必要ないので、パンと前後ティルトに限定しているFlexTILT HEAD2は最適と言えます。またネジの締め具合でフリクションもコントロールできるので、快適な操作性を実現できます。
しかしそれらの長所をすべてを台無しにしてしまうほどの短所があるのです。
それは「可搬性の悪さ」です。基本的に一脚は常に移動しながら撮影することが多いですから、一脚選びをする上で、可搬性はとても重要です。先ほどの画像を見ての通り、一脚から大きくはみ出しているため、肩に担いで移動する時に非常に邪魔です。
またFlexTILT HEAD2はすべての関節も、パンもロック機構が付いていません。そのため機材を載せたまま肩に担ぐと、機材がグルンと回ってしまったり、機材の重さと揺れる反動で関節が緩んでしまい、最悪の場合、周囲の人にぶつかってしまう可能性があります。これでは恐ろしくて使うことができません。しかしいちいち一脚から機材を外して移動する訳にもいかないので、実質一脚用雲台としては使えないという結果になりました。期待していただけに残念です。
使い方次第で面白い使い方ができるかも
しかし私の使い方は、本来の使い方とは違います。これらを理由に「つかえない」と書くのはちょっと違うと思います。最後に本来の便利な使い方もご紹介しておきます。
●手間のかからない高さ調整
三脚を扱わずに即座に高さ調整ができます。 必要に応じて簡単に引き出せ、任意の位置に調整できます。
●カメラスタンドとして使える
三脚がなくてもカメラスタンドとして平らな面で使用できます。またほとんどスペースを必要としません。
まとめ
お勧めするかどうか?と言われれば、全然活用できなかったので、正直お勧めできません。良いと思ってないのに良いとは書けませんので。お値段も失敗したら笑えないくらい高いですしね。(実勢価格26,800円)
しかし「買って良かった!」とか「使いやすい」という声も多く、私のように「使いにくい」という人もおり、評価がスパッと分かれるような気がします。私の使用機材や用途ではうまく使いこなせませんでしたが、ピンと閃いた方はぜひ活用してみてください。
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