ブツ撮りをしていて、無くてはならないアクセサリーがセンターポールです。特にジッツオの2・3・4型用ギア付きセンターポールは比較的に軽く、とても操作性が良いので気に入ってます。
現行品はGS3313GSですが、私が使っているのは一世代前の「GS3311GS」です。基本仕様はほぼ変わっていません。長さは約47cm、重さは約1100g。
センターポールの脱着は解除レバー上の溝から入れる必要があります。しかしここにセットすると、解除レバーとギアの昇降レバーが干渉するので、脚を開脚して回して移動する必要があります。
取り外しの際、昇降レバーを上のように内側に収納する必要があるのですが、これが結構固いのが難点です。また取り外し自体もギリギリで作ってあるので慣れるまで苦戦するかもしれません。
下側のアッパーディスクは正直需要は少ないのではないかな?と思います。底には3/8雌ネジが空いています。上のアッパーディスクも相当大きいので、直径6cmのGS2320Dに交換しました。ジッツオはあらゆるパーツを部品販売していますから、自分好みにカスタムできるのが嬉しいですね。
ちなみに各アッパーディスクの直径は以下の通りです。
GS3320D:7.5cm / GS2320D:6cm / GS1320D:5cm
Gitzoのギア付きセンターポールの良い所は何と言ってもロックしなくても機材が下がって来ないところです。1日何百カットも撮影しなくてはならないブツ撮りの場合は、いちいちロックしてられません。そんな時に機材のカックンに気をとられる事無く、素早く上下の構図変更ができる、この製品はとても便利です。
特にブツ撮りメインのフォトグラファーには是非お勧めしたい製品です。
The following two tabs change content below.
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。
当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。
当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。
どうぞよろしくお願いいたします!
最新記事 by haku (全て見る)
- note はじめました - 7月 2, 2024
- うずまきのひびき 〜流体のダイナミズムと美学〜 - 6月 24, 2024
- シルバーアクセサリーを格好良く撮影しよう - 6月 12, 2024
コメント
ハクさん、初めまして、いつも楽しく拝読させて頂いております、
スコットと申します。
さて、私もGS3313GSを使用しておりますが、
先日撮影中にクランクを上下するハンドル先端のローレット加工されたキャップが、
外れました。
現在、修理見積依頼してますが、¥15,000-程度との事です。
中古だと意外と外れてる個体を見かけますが、
ハクさんのは、大丈夫でしょうか?
また補修方法等や対策などの情報があればと思いコメントさせて頂きました。
スコットさん、コメントありがとうございます。クランクハンドルのキャップは外れた事はありません。しかしその修理代金は高いですね。Gitzo Sparesではハンドルまるまる買い換えても3300円くらいです。確かに分解作業は伴いますが、一度チャレンジされても良いかもしれませんね。
https://www.gitzospares.com/ja/gs3313gs-parts.html
ハクさん、コメントありがとうございます。
ハクさんに教えて頂いた、スペアパーツも検討しましたが、
各部点検も入れた価格と言う事でしたので、
そのまま修理お願いしました。
ただし、部品が国内にない場合には、2か月程かかるとの事でした。
お礼とともに、今後とも楽しみに拝読させて頂きます。
ありがとうございました。
スコットさん、ご報告ありがとうございます。修理先は日研テクノでしょうか?無事戻ってくることを祈ります。
[…] 記事へのリンク→微調整が気持ちいい!Gitzo GS3311GS センターポール […]