edelkrone FlexTILT HEAD2 開封

最近トルコのカメラアクセサリーメーカー「edelkrone(エーデルクローン)」が動画界隈で存在感を放っています。一時期 youtube でバンバンCMが流れていたのは、皆様の記憶にも新しいと思います。そのエーデルクローンから発売されている「FlexTILT HEAD2」を入手しましたのでレビューしたいと思います。

箱はAppleを意識したかのような白を基調としたシンプルなデザイン。紙の質感も良いです。

蓋を開けるとスポンジは凹みまくってます。

六角レンチ2種とネジ変換アダプターが付属。質感はあまり良いとは言えません。

本体の質感は可もなく不可もなく。値段の割に高級感はありません。スペックは以下の通りです。

収納サイズ

85×105×27

重量

440 g

耐荷重

2.5kg

取り付けネジ

上面:1/4インチ (小ネジ)  底面: 3/8インチ(大ネジ)

傾き角度

340度

構造はいたってシンプルで、コンパクトに折りたため、容易にカメラの角度が決めることができます。

メーカーの商品ページによると高精度な加工が施されており、ネジを絞めたりすることなく、手を放した位置で固定できます。

耐荷重ぎりぎりの約2.5kgで試してみましたが、正直脚を伸ばして傾けると、その角度を保っていらず、お辞儀を始めてしまいます(ちょっとした角度なら大丈夫です)。ただセンターポールと一緒で、長〜く伸ばすとブレにも弱くなりますので、ほどほどが良さそうです。調整ネジをガチガチに締めれば保持できそうですが、それでは固くてまともに操作できません。1.5kgくらいの機材までなら良いかもしれません。

パン部分は固定できません。固定はできませんが、340度しか回転しないので、突き当りで止まります。止まることによって、三脚から取り外しができます。

アルカスイス互換にしたいので、クランプを取り付けたいのですが、幅がそこそこ広いのと、固定ネジが大きく邪魔をします。下の画像のようにあまり端っこで固定すると、ネジが干渉して折りたたむ事すらできません。ここはもう少し考えてほしかったですね。

結局ノブ式クランプは装着できなかったので、Really Right StuffのS.O.A.Rラインからレバークランプをチョイスしました。

これがめちゃくちゃ格好良かった!干渉もしないですし最高です。


と、ここまでまるで初めて触るように紹介してきましたが、実はこの機材、友人がすでに持っていまして、何度も触ったことがあります。そして私の機材ではあまり使い心地が良くない。ということも知っていました。そのため「絶対に買うことはないだろう」と思っていました。

しかし私は買いました。なぜなら…

先日導入したステディカムの一脚「Air-15」に取り付けたかったからです。三脚用としては微妙でも、一脚用雲台としてなら神雲台になるのでは?と考えた訳です。

結論としては使いにくい。どうにもこの機材とは相性が悪いようです。。

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haku
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