レア物雲台の決定版!Platyball Eliteがやっと届いたよ

Kickstarterで2年前に成功したプロジェクト「Platyball Elite & Ergo」のPlatyball Eliteが遂にと言うか、ようやく届きました。

Platyball Elite

ARCA-SWISS P0を彷彿とさせるデザイン、未来を感じさせてくれるギミック、オリジナリティ溢れる操作感。

斬新が一周回って不安しか感じませんが、三脚雲台オタクの私としましては、こんな面白そうなプロジェクトに参加しないわけにはまいりません。

前置きはそこそこに済ませて早速製品の説明に移りたいと思います!

スペック

耐荷重:10kg
ボール径:35mm
高さ:130mm
重量:618g(プレート含まず本体のみ)
ベース径:約55mm
角度調整範囲:0.5度
クイックシュー方式:アルカスイス式
電池:A23アルカリ電池
雨・雪・塩水噴霧 耐候性:有り(水中での使用不可)

製品の紹介

以下、付属のユーザーマニュアルからの翻訳となります。

1.逆さまのデザイン…上部をハンドグリップサポートとして操作することができます。三脚を水平にセッティングする必要がありません。パンニングクランプとなっています。

2.ノブレスコントロール…前面にある2つの大きなボタンは、ロック及びロック解除のための機構です。押すたびに少しずつ締めたり緩めたり出来ます。ノブの出っ張りがないため、収納の問題を改善します。

3.ツイストアクション アルカスイス互換クイックリリースクランプ…クランプ下のリングを回し込むだけで、実質的にすべてのアルカスイス互換プレートを装着可能です。セーフティボタンがあるので、意図しないロック解除を防ぐことができます。

4.LED水準器…明るさ調節が可能なLEDディスプレイを備えています。カメラを装着・未装着、また昼夜を問わず、ほぼすべての角度から+-0.5度の精度で表示されます。

各部名称

※画像は製品同梱のユーザーマニュアルをスキャン

A:台座ベース B:35mmボール C:鍛造アルミニウムシャーシ D:プログレッシブ可変テンションロックボタン E:プログレッシブ可変テンションロック解除ボタン F:パン用ロックホイール G:クイックリリース用ツイストロックカラー H:セキュリティーロックボタン I:クイックリリースクランプ J:インジケーター矢印 K:付属クイックリリースプレート L:太→細ネジ変換アダプター M:電源スイッチ N:ボタン1(左)O:ボタン2(右)P:バッテリーインジケーター Q:キャリブレーションインジケーター R:バッテリーネジキャップ S:レベリングモジュールサービスリリースネジ(取り外し禁止)

外観

Platyball Elite

サイズは想像していたよりも大きいです。

Platyball Elite

クイックリリースクランプはもちろんアルカスイス互換。このロックシステムが最も不安要素でしたが、意外にもかなり高い完成度で驚きました。本当によく考えられています。

Platyball Elite

ベース部分にはカラビナ用ホールがあります。これが便利かと言えばかなり微妙ですが、思い切った肉抜きは軽量化に一役買っていると言えるので、良い部分のひとつと言っても問題ないでしょう。

Platyball Elite

電池のキャップがネジ式で、しかも下向きというのが、少し不安です。いつか紛失してしまいそうな気がします。電池は最悪紛失しても買い換えれば済む話しですので、カメラバッテリーのようなスライド式キャップにしてほしかったです。

Platyball Elite

この製品の最大の売りであるLEDディスプレイ。起動直後はメーカー名やバッテリー残量などが表示されますが、しばらく経つと電子水準器のみに切り替わります。ディスプレイ内にある赤いボタンの右側を押すと明るさが切り替わります。調節は3段階で、暗い屋内も明るい屋外でも視認性は高いです。

Platyball Elite

左側のボタンを押すと表示のON/OFFができます。

プレートの脱着

Platyball Elite

上のような、かなり独特な形状のクイックシュープレートが付属していますが、アルカスイス互換クランプですから、もちろん他のメーカーのアルカスイス互換プレートと互換性があります。

装着方法はクランプ下にあるリング式のカラーを右方向に回すだけ。

Platyball Elite

ロック解除はボタンを押しながら戻し回すだけと、非常にシンプルかつ楽に脱着が可能です。

Platyball Elite

私はかなりたくさんのアルカスイス互換メーカーの製品を持っていますが、今のところ互換性問題で装着できないプレートはありませんでした。

操作性

基本操作は一般的な自由雲台と似ていて、メインボールのロック⇄ロック解除と、パンのロック⇄ロック解除。煩わしい操作は一切ありません。

人差し指でボタンを数回押せばロックが掛かり、中指で下側のボタンを数回押せばロックが解除されます。

各ボタンを押す回数によってロックの状態が変化するため、急激なカックンがありません。

つまり押す回数でフリクションをコントロールできるという訳です。この機構は斬新で面白いなぁと感心しました。

ただ現在、どれだけ締め込んでいるのか分かりにくく、思った以上に固定できていなくて、構図がずれてしまった。というミスが何度かありました。

パン操作

クランプ下にローレットリングがあり、リングを左右に回すことでパンのロック⇄ロック解除ができます。

Platyball Elite

LEDディスプレイ

個人的にはLEDディスプレイに興味を惹かれて出資したと言っても過言ではありません。

しかもこのデジタル水準器、何とキャリブレーションできるんですよ!

Platyball Elite

精度の高い水準器できっちり水平を出したら、LEDディスプレイの赤いボタン右を6秒間押し続けます。

ボタン上にキャリブレーションインジケーターが表示されれば、キャリブレーション完了です。

とは言え精度は結構ざっくりで、カメラ内蔵の水準器よりちょっとマシってくらいです。個人的にはもう少し水準器の目盛りが細かかったら良かったのになと思いました。

Platyball Elite

気になった点

気になったのはLEDディスプレイの自動パワーオフ機能が、ユーザーで設定できないところ。
約4分で自動的に電源が切れてしまうので、再度電源スイッチを入れ直す必要があり「赤い左ボタンの意味は?」と考え込んでしまいます。

しかもこの電源ボタンが固いんだわ。

メンテナンス方法

必要に応じて固く水を絞った清潔な布、薄めた中性洗剤で清掃できます。水に浸したり、潤滑剤を使用しないこと。

保証期間は機械部品3年、電子モジュール1年。

価格・購入先

私はクラファンで入手しましたが、今夏、正式に発売されます。現在予約受付中とのこと。

Platyball
Platypod Pro LLC is a small and family owned business committed to making excellent quality products for professional photographers at affordable prices.

価格は $360。送料も別途必要ということですので、日本円に換算すると5万円くらいでしょうか?結構高いですね。。

動画

とりあえず1st インプレッションはまた今度

さて、この雲台の評価に関しては、現時点ではとても判断が難しいです。

個人的にはかなり面白いと思っていますので、当分使ってみてから、改めてレビュー記事を書きたいと思います。

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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!
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