Platyball Eliteを約1ヶ月使ってみた感想

Kickstarterで入手した「Platyball Elite」が届いてから約1ヶ月経ちましたので、レビューしてみたいと思います。

ブツ撮り 商品撮影

バッテリーに関して

私がボケているだけなんですが、結構電源ボタンを切り忘れています。

撮影に行き、構図合わせに使ってONにします。ここまでは良いのですが、撮影していて次の構図合わせまでスッカリ電源を切り忘れていて、ここで再起動(電源OFF→ON)。
こんな失敗を何度もやらかして、挙句の果ては自宅について切り忘れていたことに気づく。。なんて事もありました。

毎回こんな調子で使っていたら、とうとう本日、付属していた電池の残量がなくなってしまいました。

ちなみに電池残量だと思い込んでいた、この表示。実は残量表示機能ではありませんでした。

電池残量が少なくなったら、点滅して残量が少ないことを知らせてくれます。

Platyball Elite

点滅が始まってから20分ほど操作したところで完全に切れました。
点滅し始めたら小まめに電源を切るように心がけた方が良さそうです。

電池交換のたびに、水平のキャリブレーションが必要なのかと思っていましたが、交換後に確認したら設定は初期化していないようでした。これは良かった。

バッテリーキャップが自然に緩んで外れてしまうのではないか?と当初思っていましたが、現時点で緩む気配はありません。
仮に紛失したとしても補修部品(有償)の提供の用意があるとのことです。

ディスプレーに関して

ディスプレーは明度を設定変更できるので、日中・夜間を問わず見やすいです。

Platyball Elite

Platyball Elite

しかし4分の自動パワーオフ機能、これがいただけません。

構図合わせの度に、いちいち電源を切入しないとならず、これでは何のために表示ON/OFFのボタンが付いているのか分かりません。
パワーオフの時間をユーザーが設定できるようにしてほしかったです。

クイックリリースクランプに関して

Platyball Elite

クイックリリースクランプのロックシステムは非常に斬新です。上の画像のとおり、クランプの顎とクランプ下のリングが連動しており、反時計回りに回すとロック、時計回りに回すとロック解除されます。

ロックはリングを回すだけですが、ロック解除に関してはボタンを押しながら回す必要があります。

唯一の不満点はロックするためにリング回すと、角度指標が回ってしまうことです。
Platyball Elite

通常クランプの初期位置は、90度の時に矢印と一致するのですが、固定するためにリングを回すと、角度指標も一緒に回ってしまいます。

つまり機材を固定している間は、正確な初期位置に戻せないということになります。

固定した時の矢印の角度を確認しておくしか解決方法はありません。

防水性に関して

雨の中、使用してみました。ボールがボディの下にあるおかげで、さほど水が内部に入り込まないため、操作性も落ちませんでした。

ただそれでもやっぱり水は内部に侵入しますし、一度侵入されるとなかなか乾きません。
雨でも使えなくもないけれど、使いたいとは思えない感じ。

水準器は使えるか?

傾きを感知すると矢印表示が点滅します。
左の矢印が点滅する位置から右の矢印が点滅する位置までの幅は0.5度。
そのちょうど真ん中辺りに合わせたらぴったり水平となります。

慣れれば割と簡単に合わせられるようになり、カメラボディ内蔵の水準器よりも少しだけ扱いやすいと思います。

ただし正確な水準器を使って、キャリブレーションをしておく必要があります。

Platyball Elite

操作性に関して

購入当初からボールの動きはとても滑らかで良いと思いましたが、1ヶ月経った今もその評価は変わっていません。

メインロックボタンの操作性は非常に面白いですが、ちょっと固いです。苦になるほどではありませんが、快適でもありません。

Platyball Elite

またロックするまでに何度もボタンを押す必要がありますので、微妙に構図がズレてしまう場合があります。
そのためマクロ撮影では使いにくいです。

Platyball Eliteを約1ヶ月使ってみた感想

Platyball Eliteを約1ヶ月使ってみましたが、とにかく操作していて楽しかったです。
こんなにオリジナリティ溢れた雲台を触ったのは、P0 Hybrid以来でしょうか?

ただし所々、う〜んと思うところがあり、P0 Hybridほど完成度は高くありません。

またありとあらゆる雲台を触ってきた私には、機構が斬新すぎて感動しましたが、あまり雲台に詳しくない方には、大した感動は無いでしょう。
ハッキリ言うとこれを買うくらいなら、普通のタイプのちょっと良い自由雲台と、アナログの水準器を購入されることをお勧めします。

Platyball Eliteはあくまでもマニア受けする機材であって万人に勧められる製品ではありません。

またマニアにとっては価格がネックになりそうです。

現在(2022/05/12)の為替に換算すると5万円を超えるようですので、そこまで出すほどの価値は無いように思います。

中古で安く販売していない限り勧めにくい製品で、ぶっちゃけPlatyball Eliteが人気を博すことは無さそうです。

Platyball
Platypod Pro LLC is a small and family owned business committed to making excellent quality products for professional photographers at affordable prices.
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haku
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