一昨日届いたばかりのニコンZ6Ⅱを、昨日の朝から500枚ほど撮影しました。まる一日使った感想を書いてみたいと思います。
本当は朝一から出かけたかったのですが、午前中事務所に注文していた荷物が届く予定でしたので、受け取るために事務所にいる必要がありました。ただ待っているだけなのも時間が勿体ないので、簡易ブツ撮りすることにしました。
ブツ撮りをしている感覚はZ6とほとんど違いがありませんでした。ただファインダーを塞いでもモニターが消えないのは良いですね。ストレスが減りました。
暗所でのAFが向上という話しでしたが、本当に体感できません。Z6もこれくらいだったような…。まだLightroomにRAWデータが対応していないので、撮影データの比較はできません。が、少なくともjpg撮って出しでは差は感じません。
ここで荷物を受け取ったので、いざ京都へ。小雨が降っていましたが、初代同様、雨に強いはずなので気にせず向かいます。
ここからISO感度を少し上げていって、さらに少しアンダーで撮影し、暗部を持ち上げた時の画質などをチェックしてみたいと思います。
ピクチャーコントロールはスタンダードにしているのですが、たまにこのように肌色が濃く出るような気がします。これは画像処理のせいなのか?はたまたRAWデータもそうなのか分かりません。
ISO1000くらいまでならノイズの出方・量もZ6と同様、優秀だと思います。
ここからケンコートキナーの発売したばかりの「ブラックミストNo.05」を装着して撮影しました。
手振れ補正の効きが気になったのでシャッター優先モードに切り替えて撮影。Z6とあまり変わらないなと思ってググったら、初代から手ブレ補正性能は変わってないのですね。
ただ画像処理エンジン「EXPEED 6」が2つ搭載されているので、連写性能が上がっています。連写で成功率を高めるならZ6IIの方が良いと思います。
この辺りで雨脚が強くなってきたので空が急に暗くなりました。そのためフィルター「ブラックミスト」の効果がハッキリ出始めました。
東山周辺でブラックミストを活かすなら、やっぱり八坂の塔でしょう。待つこと30分、20秒ほど人通りが途切れる奇跡の瞬間が訪れました。
時間はまだ17時過ぎでしたが雨の影響もあったのかもしれません。二寧坂も同じように、一瞬だけ人通りが途切れたのでパチリ。
京都の有名観光地でもまだ外国人観光客が戻ってないので、粘り強く待てば、こういうシャッターチャンスは訪れます。
ホワイトバランスオート1がやっぱりちょっと赤に転ぶのかな?という気がします。これは落ち葉なので赤っぽくても問題ないのですが
普通の被写体だとちょっと問題ですね。撮って出しの場合はホワイトバランスを変えた方が良いですね。
グレーカードでWBを合わせました。この画像は空にバンディングノイズが目立ちますが、元データからブログ掲載用に圧縮した際に出来たものです。元データには気になるノイズは出ていません。
さて一昨日届いたばかりのNikon Z6IIを片手に、京都まで行ってきましたが、特に新しくなったことを実感することはありませんでした。グリップも深くなったそうですが、最後まで分かりませんでした。AFの精度・速度も早くなった気がしませんし、バッテリーの持ちも良くなったと思いません。
ただ何となくなのですが「テンポが良くなった」ような気がします。それは連写性能によるものなのか、ファインダーを塞いでもモニターが消えないことなのか、モニターから情報表示を消せることだったりとか、そういう細かいことがテンポの良さに繋がっているのかもしれません。
動画
ちょっとイマイチな感想になってしまいましたが、個人的にはZ6IIは悪いカメラでは無いが、特に面白味のあるカメラでも無い。というのが率直な感想です。
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