
※画像はPhotoACより 作者: 05village
世のカメラユーザーの9割は何らかのカメラストラップを使っていると思います。
カメラを購入すればカメラストラップが付属していますし、大型カメラ店に行けばたくさんのストラップが並んでいます。
しかし自分に合ったストラップを見つけるのって本当に難しくて、かくいう私も「これが100点満点」と断言できるような解答には辿り着いていません。
そもそも選択肢が少ない
先ほど大型カメラ店に行けばたくさんのストラップが並んでいると書きましたが、私は三脚禁止の場所以外では手持ち撮影はほどんど行わず、三脚を利用して撮影しています。
まず私が三脚を使う理由は三脚が好きだから、が一番の理由ですが、もっともらしい理由としてはブレを抑えたいからです。
それなのにストラップってバタバタと風になびいたり、揺れてしまうことがあるじゃないですか?ああもうこれは微ブレ確定だな。。と考える訳です。
こういう考えに至る人間はもともと神経質ですから、少しでもブレそうな原因が見つかると気になって仕方がありません。ブレ不安症です。
前提としてカメラストラップを敵として認識しているため「常時カメラにストラップを付けておく」こと自体に否定的なのです。
つまり簡単に脱着できるストラップで無ければダメということが、この問題をより複雑にしています。
アルカの民である
そして私はアルカスイス互換の機材を好んで使っています。
カメラはもちろん、スマホもストロボもありとあらゆる機材がアルカスイス互換化されている生粋のアルカの民であります。
そしてカメラボディには機種専用のL型ブラケットが装着されており、基本的に取り外されることはありません。これは決定事項です。
つまりカメラの三脚穴を利用して装着するタイプのストラップはすべて選択肢から省かれます。
何だったら三角リングも嫌い
書いてて自分の神経質さが嫌になってきましたが、何となく、こういうちょろっとした部分が気になります。なので三角リングはすべて外しています。
つまりピークデザインのアンカーリンクスも気になって使えません。
重いのも嫌。嵩張るのも嫌。
いよいよ、いい歳こいたおっさんが駄駄を捏ねている様相を呈してきました。
ストラップって何か肩凝るし、邪魔なんです。なので極力重さを感じない物が好みです。
つまりアルカスイス互換のクランプなどをストラップに取り付けて使うなんて重すぎる!しかも何となくロックが外れそうな気もするし却下却下!と言う訳です。
ただでさえ注文が多いのに、さらに軽量じゃないとダメだなんて、もう我ながらクレーマーの域に達しています。
現在の到達点
さて冒頭でも書きました通り現時点では「これが100点満点」と断言できるような解答には辿り着いていませんが、まったくストラップを使わないというのも非現実的です。
特に気軽にぶらぶら散歩しなのがら撮影をしたい時や、素早く撤収しなければならないロケハンではストラップがないと不便です。(たまに忘れた日なんかは本当に手間取ります)
そんな訳で今尚道半ばではあるものの私の到達点は「QDスイベル」です。
これならば簡単に脱着できるうえ、邪魔になる追加パーツをカメラ側に取り付ける必要がありません。
プレート側がQD対応であることが必須条件ですが、幸い私の使っているプレートはすべてQD対応ですので問題ありません。
それにQD標準搭載は今や常識となりつつありますから、今後はどのメーカーもQDに対応してくるでしょう。
あとはこの金具を軽量のストラップと組み合わせて使うだけです。
私はハンドストラップに付けたり
エアガン用の軽量ストラップに取り付けて使っています。
手縫いなので不恰好ですが取り敢えず用途は満たしてくれます。
QDスイベルは約25gと軽量ですので、撮影しない時はカメラを外してストラップを肩や腕にかけながら別の作業に集中できます。
まだもっと良い方法があるかもしれないので、いつか100点満点に辿り着くまで探究を続けていきたいと思います。
最後に基本的にRRS社・KIRK社製品はMAGPUL(マグプル)社と提携して設計されています。
QDスイベルは互換製品ではなく、MAGPUL(マグプル)正規品を選ばれることをおすすめします。


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