Gitzoの最新三脚「レジェンド」はとても良い三脚で気に入りました。
しかし個人的にちょっと気に入らない点もあります。今回はその部分を改良して使いやすくしていきたいと思います。
❶ぽっかり空いたネジ穴が格好悪い
滑落防止ネジを外すと見事に大きなネジ穴が現れます。これがちょっと格好悪いので、M4止めネジ(長さ6mm)を使って塞ぎたいと思います。
うーん、良い感じ!
❷フリクションコントロールダイヤルが軽すぎる
前のモデルもそうでしたが緩々です。中を覗いてみます。
グリスべちゃべちゃです…。このグリスを綺麗に拭き取って、ねじ山にネジロック剤(中強度)を塗布。適切なフリクションに調整したのち、1時間ほど放置します。
塗布量は2滴。硬化後は回そうと思えば指で回せますが、結構力が必要な程度の固さです。これで不意に回ってしまう心配は無くなりました。
❸ロックナットのローレット加工が痛い
アルミ削り出しローレット加工のロックナットは見た目は格好いいですが、ギュッと握り込むと結構痛いです。デザインよりも操作性を優先して「熱収縮チューブ」でゴム巻きに変更しました。
すべて27mm幅でカットして、ヒートガンで処理。
見た目も思った以上に格好良くて安心しました。手の負担も少し軽減されます。



❹クランプにセンターマークがない
横から縦に構図変更する時、極力、軸をずらしたくないですよね。パノラマ撮影する時、回転の中心軸がカメラのセンサーの中心と一致している方が視差が出にくいです。
そんな時にクランプにセンターマークがあると、とっても便利ですよね。カッティングステッカーで作ることにしました。
これをクランプのノブ側に貼り付けます。逆側は表面がザラザラしておりため定着しません。
これを剥がしていきます。
細かい部分をピックで剥がしたら完成です。
これでセンター合わせが簡単になりました。
❺最後はやっぱコレっしょ!?
せっかくカッティングステッカーを引っ張り出したのですから、脚用にもステッカーを作ることにしました。
今回は下品なくらい大きなステッカーにしてみました。なかなか個性的で格好いいレンジェンドに仕上がったと思います。
動画(8/30🈷19:00公開予定)


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