Photoshopで写真内に映り込んだ人物を消す超簡単テクニック

広告を制作している時に、クライアントから貰った素材写真に人物が映り込んでしまっている事って結構あります。

そして制作のお仕事というものは、1分1秒スピードを求められる事が多いので、写真1枚の編集・補正作業に多くの時間をかけていられません。

今回は私が普段何気なく仕事で行っている作業のひとつ。写りんこんだ人物をPhotoshopでサクッと消してしまう簡単テクニックをご紹介します。


まずはいつもお世話になっている「PhotoAC」より良い感じに映り込んでいる「登山道を進む二人」をお借りしました。

この画像をただの「登山道」に変えたいと思います。

Photoshopで人物を消す場合、長方形選択ツールなんかでざっくり選択して「delete」→「コンテンツに応じる」で消している人も多いのではないかと思います。

しかしそうしますと、思った以上に違和感がある仕上がりになることが多いです。そう、こんなふうに。。

そんな時は「オブジェクト選択ツール」を使ってみてください。

使い方は普通の長方形選択ツールと同じで、消したい部分をドラッグするだけ。

まずはこんな感じです。一緒に影も消しておきたいので「shiftキー」を押しながら今度は影を覆うようにドラッグします。逆に選択しすぎた場合は「optionキー」を押しながら選択を解除したい部分をドラッグして調整してください。

次に「選択範囲」→「選択範囲の変更」→「拡張」と進みます。

ここでは拡張量を5ピクセルに設定し、OKをクリックします。

すると選択範囲が少し広くなります。

「deleteキー」→「コンテンツに応じる」→「OK」で選択範囲を塗りつぶします。

良い感じで消えました。

次に「スポット修復ブラシ」で残ったストックを塗りつぶします。

今度は消したい部分のみを塗っていく感じです。

もう片方も同じように塗れば完成です。

細かく目を凝らせば補正が分かりますが、広告の素材ですので大抵は文字やデザインで誤魔化すことができます。

SNSにアップロードする際に映り込んだ人物を消す際にもご活用ください。

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haku
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