以前は防湿庫に雲台を収納していたのですが、雲台好きとしては常に目の届く場所に置いておきたいもの。
しかしそうなると「埃」との戦いになります。
ガラスケースがもっとも良い解決策となりそうな気がしますが、置くスペースがないうえに、阪神大震災の時にガラスケースに飾ってあった高いお皿が粉々になった記憶が軽いトラウマになっているため却下です。
それに雲台はただ飾って眺める物ではなく、使ってナンボという物ですので、気軽にパッと手に取れるようにしておきたい。
つまりカバーが一番で、またパッと見てすぐにそれと分かるようにしたいので、透明か半透明のカバーがベストです。
そういった物がないか探したり、Twitterで聞いてみましたが、コレという物に辿り着けませんでした。
無いなら作るしかないか、という訳でいつも通り100均で材料を買ってきました。
「軟質カードケースB4」ダイソーで税込110円です。柔らかくて雲台を傷つける心配がなく、透明度がとても高そうです。何よりこの柔らかさなら加工が楽です。
カッターナイフで端3辺をカットして、2枚に切り分けます。
雲台の高さを計測。
その高さにカット。
今度は雲台の外径の大きさに合わせて幅を計測し、円筒になるように両面テープを貼り付けます。
余った部分はカット。
円筒ができました。
この円よりも5mm大きいサイズの円を描いた図をプリントアウトします。
この図を少し余白を残して切り取り、ビニールにマスキングテープで貼り付けます。
線に沿ってハサミでカットします。
端から5mmくらい内側に円筒を、マスキングテープで貼り付けて、仮固定します。
ふたつのパーツの固定には多用途シールを使います。乾いたら透明になるクリヤータイプを選びました。
こういったコーキング剤(シーリング剤)を使う時は、斜めにカットするのが綺麗に塗布する秘訣です。
余った5mmの部分に薄く塗布していきます。多少はみ出しても後でカットしますので問題ありません。
あとは3時間ほど放置すれば接着されます。その後に内側に貼ったマスキングテープを剥がし、蓋の部分のコーキング剤がはみ出した部分をハサミでカットしたら完了です。
反射で曇って見えますが、実際はもっとクリアで見やすいです。
またグルーガンや卓上シーラーなどを使ったり、もっと薄いビニールなどを使用して、色々と試してみましたが、今回の材料で作ったものがもっとも見栄えが良かったです。
もしもっと良いカバーがあるよって方がいらっしゃったら、ぜひ教えてくださると嬉しいです。



最新記事 by haku (全て見る)
- 【祝】ついに完全解決!「ハスキーのEVポストが怖いよ問題」 - 9月 22, 2023
- SmallRig 折りたたみレンチセット AAK2213C - 9月 21, 2023
- 改良?それとも改悪?改訂されたReallyRightStuff のレバークランプ「ARC-LR」を忖度無しの徹底レビュー - 9月 13, 2023