三脚のマナーについて

近年色々と三脚のトラブルが相次いでいます。三脚マニアとしてこれは非常に悲しいことです。

最近では大井川鐵道の三脚で不法占拠問題が話題になりましたね。踏み台に貼られた紙には「場所取りをしています」「最悪の場合は、ポアされることがありますのでご注意ください」など、刺激的な言葉が並び、ネットで瞬く間に拡散されました。

田んぼや畑に勝手に入り込んで三脚を立ててトラブルになったニュースもありました。何年か前には機関車トーマス号の運転開始日に線路内に侵入し、警察に御用となった三人組の事件もありました。

動物園で三脚で占拠して、近づいた幼児を怒鳴りつけた男性という書き込みも見かけました。

三脚の使用禁止の場所で平気で三脚を立てる人も、京都の神社仏閣でたまに見かけます。立ち入り禁止の場所や花壇に三脚を入れてトラブルに…なんていう問題も、もはや日常茶飯事にように起こっています。

そうやって撮影された写真の中から写真展の受賞作も実際にあります。


〜受賞者のひとこと〜

「この作品を撮るために近寄った子供を怒鳴りつけて追い払った甲斐がありました」

「この場所は立ち入り禁止だったので、他の人とは違う構図で撮れました」

おめでとうございます。しかし道徳に反して得た賞賛を、心から誇れるのでしょうか?


さて、ニュースになったトラブルや、話題になった書き込みについて触れましたが、ごく普通に三脚を使うシーンでも、私たちの「常識」が一般的には「非常識」ということも考えられます。

私のブログを読んでくださっている方は、だいたい三脚が好きな方だと思います。きっと三脚を立てて撮影している人がいても、温かい目で見守ってくれる人が多いと思います。何だったら近づいて話しかけてくれる人もいるでしょう。

でもよく考えてみてください。カメラに興味のない一般の方ならどうでしょうか?

三脚を道路に立てているカメラマンなんてハッキリ言って邪魔なだけです。

そう我々は邪魔な存在なのです。他の人よりも大きくスペースを使う訳ですから、もう少し謙虚になって周囲を優先すべきなのです。三脚OKの場所だからといって、周囲に迷惑をかけて三脚で場所取りをすることは、法には触れないかもしれませんが、褒められた行為でもありません。

マナー違反をして肩身が狭そうにしている三脚を見ると、いつも心が痛みます。これ以上三脚が悪者にならないようにマナーを守ってほしいと切に願います。

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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

  1. シャカール より:

    構図だピントだとベストな一枚を収めようとする事には最大限に気を使う。
    撮影マナーも同じウエイトで気を使って欲しいと思いますね。
    同じ趣味を持つ者同士として虚しくなる様な言動は避けて欲しいと常々思っています。
    一括りは癪に障ります!

    • haku haku より:

      >シャカールさん
      私も自分自身がマナーがなっていたかと問われれば、あまり気を使っていないこともありました。ただ人を不快にさせてまで撮りたいとは決して思いません。せめてこれはいけないと思ったら素直に認め、改められる人間でありたいと、この記事を書きながら思いました。コメント、ありがとうございました!