メガネが曇ってファインダーが見えないっ!そんな悩みにはコレを使うと良いかも

一年で一番寒い時期は『1月末~2月上旬』と言われていますので、あとは日に日に暖かくなっていきますね。
昨日、株式会社ウェザーニューズは、1都20県が2月14日までに「花粉シーズン」に入ったことを発表しました。

花粉症持ちの私にはあまり良いニュースではありませんが、春を感じさせるニュースであることは間違いありません。

しかし神戸は昨夜も本日も雪がちらちら舞っており、気温も低め。マスク+メガネですとレンズが曇って仕方がありません。

このようにレンズが曇ってしまうと普通に歩いているだけでもストレスで、撮影中に曇った日にゃあ、もうイライラはMAXとなります。

ちょっと曇った程度ならそのままファインダーを覗き、曇って視界が真っ白になったらメガネを額まで上げて…。と思ったら額に上げたメガネにカメラボディがぶつかり、視度調整が合わずピントの山が読めなかったりと、撮影のリズムは崩れっぱなしです。。

メガネの曇りが冬の撮影で一番の悩みという方も多いのではないでしょうか?

しかしメガネの曇り止めってこれまであまり大きな効果が期待できる商品って無かったのですよ。本当に。

文明や化学がこんなに進歩したのに何故メガネの曇り止めは進歩しないのだろう?と首をかしげるくらいでした。

半分あきらめていたところ「メガネのくもり止め 濃密ジェルが良いらしいよ」という噂を耳にしました。

またどうせステマでしょう?と疑いましたが、価格も安いことですし、騙されたと思って買ってみることにしました。


 

さすがアマゾン。翌日には届きました。

すでに1週間ほど使用してきましたが、本日ようやく検証です。

まずはレンズを綺麗に洗った状態(曇り止めを塗っていない状態)で、バットに熱々の熱湯を注ぎます。

当たり前ですがみるみるうちにレンズは曇ってしまいます。

ではいよいよメガネのくもり止め 濃密ジェルの出番です。

レンズの表面・裏面ともに米粒1粒分くらいジェルを付けます。

これをティッシュペーパーで液を塗り込み、キレイな面に変えながら拭き上げます。(※私はシルボン紙を使いました)
注意点としてはウエットティッシュは使用しないことと、ジェルをつけすぎないこと。

綺麗にムラなく塗り込むまでに5分程度かかりました。慣れればもう少し早くなるかもしれませんが、そんなに簡単に処理できるという感じではありません。

それではまたお湯を沸かして、先ほどと同じ条件で熱湯を注ぎ込みます。

確かに曇ってませんね!これは期待できるかもっ!

とは言えびっしょり濡れましたので、塗布したジェルがどれだけ効果が残っているかが不安が募ります。

この一回びっしょり濡れたあと自然に乾いた状態で、マスクを付けて外出してみました。

本日15時23分の神戸市東灘区の気温は4°。雪がちらつく少し肌寒い状況でしたが、特に曇ることなく快適でした。暖かい室内に入った直後は一瞬曇りましたが、それも一瞬でさほどストレスには感じませんでした。

その後、再度ジェルを塗り直し、夜19時にふたたび検証。
気温は0〜1°まで冷え込んでおり、このくらい気温が冷え込むと吐く息による結露が始まります。

レンズに水滴がつき、日中は気にならなかったギラツキが少し気になりました。

それでもこれまで使ってきたどの曇り止めよりも曇りを抑えられており、ギラツキも車の運転とかじゃないなら気になりません。

ファインダーも快適に見え、冬場の撮影という状況であれば十分使えるといって問題ないんじゃないかと思います。

まとめ

例えば結露するような気温なのか、暖かい部屋と屋外を何度も行き来するのか、氷点下にいかない程度の通勤通学以外は屋内で過ごすのか、などなど使用する環境によって効果はかなり変わると思います。

私の住む神戸市内のようにそんなに寒くならない土地なら良い商品と言えますが、東北以北のような環境下で果たして快適に使えるどうかは疑問です。

次に価格。アマゾンで556円、容量は約100回分とのことですので、1回あたりのコストは約5.5円となかなかコスパは高いように思います。

私の使用環境下(氷点下にいかない程度の通勤、それ以外はほぼ屋内で過ごす)では、塗布後3日たっても効果がありました。

結露さえしなければ、効果の持続時間は相当長いと思われます。

反対に一度結露した後は多少の効果の劣化を感じましたので、やはり日に何度も結露してしまえば丸1日は保たないのではないかと思います。

そもそもですが、ティッシュでゴシゴシ擦ってジェルを馴染ませるという使用方法にやや抵抗があって、シルボン紙で拭いた時とティッシュで拭いた時とでは明確な差は感じませんでしたので、少しでもレンズを傷から守るためにシルボン紙を使用しています。

運転用に使っているZeissのレンズには使いたくないなぁという気持ちが本音です。

活動時間に氷点下を下回る日が少ない地方にお住まいの方、夜間に運転をされない方、レンズの傷なんて気にしねぇよっ!という方にお勧めです。

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haku
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