Really Right Stuff NEW三脚最速レビュー TFC-24L MK2

2009年から三脚の制作を始めたReally Right Stuff。ユーザーのフィードバックにより、ついにMark2(以下Mk2)三脚ラインを発表しました。そのMk2のseries2「TFC-24L」が届いたので早速レビューしたいと思います。

Mk2三脚 共通の進化

三脚の頂部の外側に沿って1/4インチネジ穴が追加されました。ジッツオのイージーリンクコネクターと似たもので、様々なアクセサリーを装着できます。

再設計されたツイストロックは、水やゴミの侵入を防ぎます。各脚の上部に排気口が追加されたため、ロック/ロック解除がスムーズになりました。

内部の樹脂パーツにも改良が見られます。空転防止の突起にピッタリ合うように穴が設けられたため、従来よりもメンテナンスが楽になりました。まさにReally Right Stuff!

上のようにパチっと嵌めれば、手を離しても簡単には外れなくなりました。

TFC-24L Mk2

TFC-24L Mk2はこれまでオプションで購入するしかなかった「Fixed-Conversion-Kits」を最初から組み込んだモデルです。CNC加工6061 T6アルミニウム製。強度、耐食性とも良好で、熱処理型の耐食性合金です。主に鉄塔やクレーンなどに用いられている強い素材です。
以下、メーカー発表のスペックです。


脚の材質:カーボンファイバー
段数:4段
耐荷重:18kg
最大高:168cm
最低高:95mm
折りたたみ長さ:584 mm


1段目のパイプ径:32.5mm(メーカー未発表のため実測)
2段目のパイプ径:28.7mm(メーカー未発表のため実測)
3段目のパイプ径:24.5mm(メーカー未発表のため実測)
4段目のパイプ径:20.3mm(メーカー未発表のため実測)
重量:1671g(メーカー未発表のため実測)

使用レビュー

高さが高い!

末尾に「L」が付くのはロングタイプです。最近高台に登って柵を超えて撮影しないといけない撮影地に通っているので、少しでも高さが欲しくてこの三脚を選びました。雲台を装着してボディを載せたら、ファインダーの高さが約190cmとなります。

開脚角度は3段階

これは前モデルと一緒ですね。高さを測ったらローポジションが約38cm、グラウンドレベルポジションが約10cmでした。

ハンドストラップが付いている

裏側のピンを利用してハンドストラップが付けられています。ただ正直使いにくいので私は外して使っています。

Mk2は買いか?

正直、前モデルまでのReally Right Stuff三脚は、Gitzoと比べて劣っている部分が多かったのですが、今回のリニューアルによって洗練され、非常に完成度の高い三脚になりました。

ただしこれから新たに注文しようと思っているなら、絶対Mk2の方が良いですが、前モデルを持っている人がわざわざMk2に乗り換える必要があるか?と言えば、それはありません。Gitzo三脚と比べてどちらが良いか?と聞かれても、これまたちょっと、どちらにも良い部分が異なるので回答に困ります。つまり甲乙付けがたいということです。ですのでGitzoから乗り換えるほどのものでもありません。

私は今回のリニューアルにかなり期待していたのですが、こんなにほとんど外見が一緒で、地味な変更だったにも関わらず、満足度は高かったです。TVCシリーズに工具なしでアクセサリーを交換できるシステムが搭載されなかったのは残念でしたが、だいたい不満だったところは改善されました。Really Right Stuffというメーカーが如何にユーザーの声に耳を傾けているかが証明されたようなリニューアルだったのが一番嬉しかったです。

よって、欲しいと思っていた人は「買い」で良いと思います!参考になりましたら幸いです。ではではー

 


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haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

  1. philotripus より:

    ハクさん、こんばんは。RRSの新しい三脚をいち早く手にされたのですね。これだけ高く延ばせて1671gとは破格の軽さですね。カーボンが薄くて強靱なのでしょうね。そういえば少し前からヨドバシカメラの展示品でRRSのコピーと思われる中国製のLeofotoの三脚を見かけるようになりましたが、ここまで軽いのでしょうかね。ちなみにRRSっぽいLeofotoの自由雲台を一つ買って見ましたが、中国製にしては安くもなく、その分グリス不使用で精度も良いと思いました。今回はすぐに必要だったのでLeofotoにしましたが、そんなに安くないので結果的には本物のRRSを買う方が差額を引いても気持ちが良いと思いましたね。ハクさんも三脚雲台の選択基準にお書きだったかもしれませんが、本物か贋作かも私にとっては大事な選択基準なんだなと気づきました。ではRRSの新型三脚にするかと言えば、ハクさんもお書きのように、トッププレートが外せないところ、足先が可動でないところが気になって踏み切れません。ネガティブな書き込みですみません。

    • haku haku より:

      philotripusさん、こんにちは。私もヨドバシ梅田でLeofotoの三脚はこれでもかというくらい触りました。持っている友人がいるので1ヶ月ほど借りて使っています。価格に見合った製品ではないなというのが率直な感想です。しかしRRSにせよKIRKにせよアルカスイスにせよ、完璧な製品なんてありません。価格に見合っているか?と聞かれても、それは人それぞれだと思います。しかしどこかに基準を設けないと書けないので、私は私の価値観で書くようにしています。RRSの三脚は価格に見合っていないと思います。しかし小さな企業が一から開発し、製品を販売していくにはこのくらいの価格じゃないと、やはり苦しいのだと思います。対してGitzoほど大きな企業になると小回りが効かなくなって、なかなかやりたい事もできなくなるのでしょうね。

  2. philotripus より:

    ハクさんの実体験による三脚辛口レビューはいつも楽しく拝読しています。ブランド力に左右されず、公平に辛口コメントされている感じですね。私にとってはジッツォ一択でしたが、RRSの良さも素晴らしいお写真とともに教えてもらいました。さて、私も一から始めた自営業なのでRRSのような会社は応援したいですが、高価なのでまだ使えていません。ここの魅力は三脚の剛性と軽さのバランスがジッツォをはるかに超えていることと思います。数百グラムの差でも自分で背負うとかなりきますから。車ではほとんど移動しないので、私にとって軽さは第一条件です。いつか使ってみたいRRSです。

    • haku haku より:

      philotripusさん、こんにちは。同じ自営業なんですね。本当に個人事業主は大変だと身にしみて思います。おっしゃる通りRRS三脚の魅力は何と言っても軽さと強さにあります。またその軽さを活かしてロングタイプを販売したことが、日本でのヒットの要因だと思います。なにせ日本は足元に邪魔な物が多い国ですので、フェンスや手すりを超えて撮影できるのはすごくありがたいです。ジッツオのロングは非常に重くなるので、その点においてはRRSに軍配が上がるかなと思います。

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