ReallyRightStuff TFC-24L Mk2を分解して徹底的に調べてみた

今回はReallyRightStuffのTFC-24L Mk2を分解して、ひとつひとつ計測して、カタログ以上に丸裸にしてやろうという企画です。だから何?と言われそうですが、こういう記事って他に見かけないので、需要云々はさておき、自己満足全開でお届けしたいと思います。興味のない方はすっ飛ばしてください。それではまず基本スペックからスタート!

基本スペック

脚の材質:カーボンファイバー
段数:4段
耐荷重:18kg
最大高:168cm
最低高:95mm
折りたたみ長さ:584 mm


1段目のパイプ径:32.5mm(メーカー未発表のため実測)
2段目のパイプ径:28.7mm(メーカー未発表のため実測)
3段目のパイプ径:24.5mm(メーカー未発表のため実測)
4段目のパイプ径:20.3mm(メーカー未発表のため実測)
重量:1671g(メーカー未発表のため実測)

石突

標準装備されているゴム石突です。Gitzoと同じ3/8インチネジで固定するタイプです。止めネジをゴムに埋め込んでおり、六角穴が空いているものと空いていないものが混同しています。六角穴に特に意味はなく、埋め込む向きが違っただけのようです。

重さは実測で38gと39g。1g程度の個体差があります。

丸っこいデザインが特徴的ですが、これは脚を最大に開いた時にロックナットが地面と干渉しないための設計となっています。フローリングで滑りやすい材質で、屋内使用がメインの方は、滑り止めスプレーを塗布するなど、何らかの処置をした方がいいかも。

石突接続部

石突接合部の素材は不明。3/8インチの雌ネジが切られています。

4段目パイプ(一番細いパイプ)

パイプ径は20.5mm。パイプの厚みは1.10mm。パイプの長さは51.5cm(先ほどの石突接合部も含む)。重さは57g。

3-4段目のロックナット(一番小さいロックナット)

チリや水が混入しにくいように改良されたロックナットです。ただGitzoのオーシャンロックのように本格的なものではなく、Gロックultra程度だと思います。ちょっと扱いにくかったMk1と比べて、かなり扱いやすくなりました。長さ30.97mm幅35.81mm重さ19g。

3段目パイプ

内部突起がある位置が分かるように、ロックナットのネジの少し上に小さな穴が空けてあります。パイプ径は24.75mm。パイプの長さは50.2cm(脚接合部も含む)。重さは75g。

2-3段目のロックナット

長さ30.97mm幅39.8mm重さ22g。

2段目パイプ

パイプ径は28.51mm。パイプの長さは47.2cm(脚接合部も含む)。重さは83g。

1-2段目のロックナット

長さ30.97mm幅43.85mm重さ27g。

1段目パイプ

パイプ径は32.62mm。パイプの長さは44.7cm(APEX接合部品も含む)。重さは135g。(開脚セレクター部品含む162g)

開脚セレクター部品

開脚セレクターのバネの中央に穴に、脚のAPEX接合部にある突起を差し込みます。非常にシンプルな構造ですね。Mk1からの変更点はなさそうです。脚のAPEX接合部を注意して見てみると、小さな穴が空いています。これは脚の伸縮がスムーズになるように、内部の空気を逃すための穴だと思います。ワッシャーはボルトを締め付ける際に固着具と部材との間のなじみをよくしたり、ナットの回転を防止する目的だと思います。APEX取り付け部の幅は26.95mm。

ボルト・シャフト

重さ21g。六角穴は3/16インチ。六角レンチを両側から差し込み、ネジを取り外したり、脚の開脚固さを調整できます。

ホース留め具

樹脂製の留め具。重さは2個で3g。

Fixed APEX

重さは137gと非常に軽量です。頭頂部には三箇所ネジ穴が開いています。そのうち二箇所が貫通穴となっており、この穴に止めネジを使って雲台の緩み止めとします。使わないときは貫通していない穴にネジを収納しておくと紛失しなくて済みます。六角穴は3/32インチ。中央の雲台取り付けネジは3/8インチですが、ネジを外すと1/4インチの雌ねじが切られています。

裏側。シリーズ2とシリーズ3共通のAPEXだと記載があります。メイドインアメリカとMk2のレーザー刻印がされています。本来ここにはハンドストラップを取り付けるためのシャフトが差し込まれています。使わない場合は付属の六角レンチを使って簡単に取り外すことが可能です。

3方向、脚と脚の間に1/4インチネジ穴が設けられています。これによって様々なアクセサリーは装着可能です。

もっとも代表的なアクセサリーが三脚ストラップ用のQDマウントです。

このようなフックを装着すればエンドフック替わりに使用することもできます。可能性は無限大ですね。

まとめ

今回のリニューアルは地味でしたので、細かく計測されることが無いかな?と思い計測しました。欲しいなと思っている人にとって、参考になりましたら幸いです。ではではー

The following two tabs change content below.
haku
こんにちは三脚フォトグラファー「ハク」です。 当ブログのキャッチフレーズは「探していた三脚と雲台の情報がきっと見つかる!三脚雲台沼ブログ」です。 当ブログを読めば大抵の三脚雲台の悩みは解決できるようになるはずです。 どうぞよろしくお願いいたします!

コメント

  1. MOUNT55 より:

    いつも楽しみに拝見しています。とても参考になりありがとうございます。雲台はRRSの様々なものを使用しているのですが、貴ブログを拝見し、三脚も試してみようと思いましたところ、B&H内の検索でReally Right Stuffシリーズ2 Mk2の24Lに「TFC」と「TVC」があるわけなんですが、これの差がわかりません。もしご存知でしたらお教えいただけないでしょうか?

  2. MOUNT55 より:

    先ほどは大変失礼しました!TFCとTVFはFIXEDとVERSAの差でしたね。どちらにもマーク2となんていう名称が付いていたので混乱してしましました。場面によって一長一短でしょうが私もFIXタイプのTFCにしてみようと思います。
    今回の計測は大変参考になり、決め手になったことは間違いありません。。。ありがとうございました。

    • haku haku より:

      MOUNT55さん、こんばんは。TFCとTVCの違いは仰る通りです。レベリングベースを使うならVERSA一択ですが、FIXEDの剛性と軽さは非常に魅力的です。ただBH-55クラスの雲台に合わせるならばVERSAの方がサイズのバランスが良いと思います。RRS三脚の最大の欠点は石突です。ゴム素材がお世辞にも良いとは言えず、特に屋内での使用では何らかの対策は必要になります。とは言えGitzoと比較しても決して劣らない良い三脚であることは間違い無いので、自信をもってオススメしたいと思います。