カメラ関連にも使えそうな工具が山盛り!私の工具を全部紹介!

最初に警告しておきます。工具もです。

それもそこそこ深い沼で、一番厄介なのがカメラ関連の機材よりも少しだけ安価なので、ウッカリ買えちゃうということです。

今回はついついポチってしまう魅惑の工具を、メーカー毎に紹介していきたいと思います。

あ行


ASTRO PRODUCTS(ワールドツール)
…アストロプロダクツと読みます。埼玉県深谷市に本社をおく工具メーカー。1988年にアメリカ工具メーカーの正規代理店として独立、現在は国内150店舗を超える大型工具チェーン店へと成長しました。
私は壁掛け式のレンチラックとブレーカーバー(スピンナハンドル)を使っています。

カメラ関連では六角レンチの使用率が高いので、そのレンチを収納するレンチラックも無くてはならない工具と言えます。また同社のスピンナハンドルはARCA-SWISS純正クランプのねじを外す相棒的工具です。

Anex(兼古製作所)…アネックスと読みます。新潟県三条市に本社をおく、ドライバーを主力とした工具を製造販売するメーカー。素材から社内一貫生産を行なっています。
私はドライバー・精密ドライバーを使っています。

クイックシュークランプの固定ノブのエンドキャップなどを外す時に、同社の精密ドライバー(マイナス)をよく使用しています。

五十嵐プライヤー…イガラシプライヤーと読みます。新潟県見附市に本社をおく、プライヤ・ウォーターポンププライヤ専業メーカー。つかむ対象物を傷つけないように樹脂で覆ったプライヤ「ソフトタッチシリーズ」が看板商品です。
私もソフトタッチを使っています。

三脚の組み付け部品とネジが固着した際に、部品を傷付けず外すために購入しました。

Wera…ヴェラと読みます。ドイツを代表するドライバー専業メーカーで、現在は生産の拠点をチェコに移しドイツでは営業、開発などの部門を残すのみとなっています。
私は六角レンチ、ビット、ドライバー、貫通ドライバー、精密ドライバー、ラチェットコンビネーションレンチ、スイベルラチェットなどを使っています。

私が普段使う工具の中で、もっとも使用頻度が高い5/32”の六角レンチも同社のもの。六角穴付きカメラネジを扱うには、一番使いやすいと思います。

SK11(藤原産業)…エスケーイチイチと読みます。兵庫県三木市に本社をおく工具メーカー。SK11は藤原産業のスタンダードブランドであり、ベーシックブランドはE-Valueです。私の住む近所のホームセンターに置いてあるので、たまに必要に迫られて購入するメーカーです。
SK11はソケット・ROBOGRIPプライヤーを、E-Valueはインチのミニ六角レンチセットを持っています。が、急場を凌いだ後に別のメーカーを買い揃えたため、今は自宅用として使っています。

海外メーカーのカメラアクセサリーはインチが多く、まだインチサイズの工具が揃っていなかった頃は、同社のミニ六角レンチセットに幾度も助けられました。また、アルカスイスZ1+のネジを初めて外す時に、持っていたKTCのソケットでは肉厚すぎて外せず、慌てて買ったSK11の11mmのソケットで外しました。DIY品質のメーカーですが個人的には思い入れのあるメーカーです。

ESCO…エスコと読みます。大阪市西区に本社をおく、工具・部品・消耗品類を法人様向けに販売しているメーカー。
私はタップ&ダイスセットを使っています。

タップ&ダイスセットは情報が少なくて、さらにインチもミリも使えるものとなると、選択肢がほとんどありませんでした。使用頻度もそんなに高いなく、比較的に安価な同社のものを選びました。比較対象がないのでこちらの品質が良いかどうかはわかりませんが、この工具のおかげで使えなくなっていた大切なネジが何本も息を吹き返しました。

ENGINEER…エンジニアと読みます。大阪市東成区に本社をおく、プライヤ・ペンチを主力とした工具メーカー。大ヒット商品「ネジザウルス」はあまりにも有名ですね。
私ももちろんネジザウルス使ってます。

ただカメラ関連で使用したことは一度もありません。DIY向けの工具なので自宅工具箱へ引っ越しました。

PZ-58 ネジザウルスGT

OLFA…オルファと読みます。大阪市東成区に本社をおく、世界で初めて刃先をポキポキ折る「折る刃式カッターナイフ」を発明したメーカーです。折る刃=オルファだと聞かされた時は子供ながら「へぇ」と思ったものです。(まさかそんな駄洒落のような商品名を大人がつけるとは子供の頃は思ってなかった)
私もカッター刃はすべてOLFAに替えて使ってます。

カメラ関連でも様々な場面でカッターナイフは使用します。100円均一ショップでもカッターの刃は買えますが、たった数十円足せば品質の良いOLFAが買えます。刃を簡単に処分できる専用ケースも便利ですよ。

か行


KANON(中村製作所)
…カノンと読みます。東京都品川区に本社をおく、手動式トルクレンチ、手動式トルクドライバー、トルクアナライザーの設計、開発、製造を行うメーカーです。
私はトルクドライバーを使っています。

M3くらいまでのネジの締め付けや、Really Right Stuffのミニ三脚の脚の固さ調整などに使っていますが、大変便利です。

KNIPEX…クニペックスと読みます。ドイツのヴッパータールに本社をおく、プライヤー・ニッパー・プライヤーレンチなどの挟み物の老舗メーカー。特にウォーターポンププライヤーが有名です。
私はスナップリングプライヤー・ペンチ・ニッパー・ボルトカッター・ウォーターポンププライヤー・プライヤーレンチ・万能鋏など、ここ最近狂ったように買い揃えてしまいました。何でこんなにハマっちゃったのか、今となっては自分でも分かりません。

プライヤーレンチは刃先がギザになっていないため対象物を傷つけません。例えば古いGitzoやHusky三脚のように六角ボルトを使っているような脚の調整に重宝します。モンキーレンチと異なり早回しできるのも便利です。またケーブル類を束ねている結束バンドを圧縮して外せるなど、裏技的な使い方もできる工具です。ニッパーやボルトカッターはかなり強力で、カスタム部品のカットなどは最近はクニペックスばかり使うようになりました。

KTC(京都機械工具)…ケーティーシーと読みます。京都府久世郡久御山町に本社をおく、国内最大手工具メーカー。KTCブランドはスタンダード品でホームセンターなどでも簡単に入手できます。最高級ブランドであるネプロスは「new professinal satisfaction」を略したもので、Snap-onのような鏡面仕上げを施した光沢を持つ地肌が特徴です。さらに限られたスペースで作業するプロに向けたシリーズ「プロフィット」。大きく分けてこの3つのシリーズがあります。
約30年前に私が初めて買った工具がKTCだったので、ほぼすべての種類の工具がKTCで揃っています。そのほとんどは自宅用工具として今でも活躍中です。

カメラ関連で使っているのは、セットとは別で購入したKTCのデジタルトルクレンチと、ネプロスの11mmソケット、90枚ギアラチェットハンドル(ネプロス20周年記念モデル)です。

この記事を書いてる途中でプロフィットのスパナを買いました。

KEIBA(マルト長谷川工作所)…ケイバと読みます。新潟県三条市に本社をおく、ニッパー・ペンチ・プライヤなど挟み物の専業で、タミヤブランドのプラモデル用ニッパーをはじめとして国内外の有名メーカーのOEMを手がけています。
私はパワーアップニッパを使っています。

機材のカスタムをしてますと、意外と固い部品やネジをカットする場面が訪れます。まだクニペックスを使ってなかった頃から愛用しています。

Ko-ken(山下工業研究所)…コーケンと読みます。静岡県掛川市に本社をおく、駆動工具専門メーカー。ソケットレンチというニッチな市場において、世界的シェアを占めています。型番に「Z」を足した「z-eal(ジール)」と呼ばれる上位シリーズがあります。
私はソケット・ビット付きソケット・エクステンション・ラチェットハンドル を使っています。

カメラ関連機材のメンテナンスに多用しています。品質がとても良く気に入っています。


 

長くなりすぎるのでここまで。次ページではいよいよ王者Snap-onやSTAHLWILLEを紹介します。

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haku
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