2020年11月に発表された三脚雲台関連ニュースをまとめてみました。キャンペーンに関しては執筆時点で実施中のもののみ掲載します。
鹿を狙うカメラマンの真後ろに鹿が出現
イギリスの公園で野生の鹿を撮影しようとした男性をとらえた一枚が笑いを呼びました。実はこの男性、野生の鹿を探すためカメラを覗いていました。そして写真ではその被写体である大きな野生の鹿が男性のすぐ真後ろに迫って来ています。しかし結局男性はこの鹿に気付くことなく、やがて鹿は立ち去ったということです。なんともほっこりするニュースですね。
あ、三脚が写っていたので、無理やり三脚雲台関連ニュースにしました。

画像は『Richmond and Twickenham Times 2017年11月13日付「Borough view: Red deer stags in Bushy Park」』のスクリーンショット
ボタン一つでミニ三脚にもなるカメラストラップ「Conda strap」

※画像はConda strapのHPより
Conda strapは三脚や自撮り棒としても使えるマルチストラップです。Kickstarterでクラウドファンディングを11月12日から開始。日本への発送も対応しているとのこと。
ベルボン、オイルフリュード雲台採用の「中型ビデオ三脚 DV-538 N」、3WAY雲台を装備したスタンダード三脚「シェルパ」6製品の発売を開始
ハクバ写真産業はVelbon(ベルボン)ブランドより、「中型ビデオ三脚 DV-538 N」、スタンダード三脚「シェルパ」シリーズ6製品の発売を開始した。

画像はDV-583 Nの商品ページより
「DV-583 N」の仕様…耐荷重2.5kg、脚最大荷重6kg、段数3段、脚径26/23/20mm、全高1720mm(EVを含む)/1344mm(EVなし)、EVスライド量が376mm、最低高が266mm、縮長が645mm。重量は2180g。価格は38,700円(税別)
「635III N」の仕様…耐荷重が3kg、脚最大荷重が8kg。本体サイズは、全高が1790mm(EVを含む)/1390mm(EVなし)、縮長が670mm。重量は2430g。価格は36,200円(税別)
「535III N」の仕様…耐荷重が2.5kg、脚最大荷重が6kg。本体サイズは、全高が1730mm(EVを含む)/1354mm(EVなし)、縮長が635mm。重量は2000g。価格は28,400円(税別)
「645III N」の仕様…耐荷重が3kg、脚最大荷重が8kg。本体サイズは、全高が1640mm(EVを含む)/1342mm(EVなし)、縮長が560mm。重量は2310g。価格は36,200円(税別)
「545III N」の仕様…耐荷重が2.5kg、脚最大荷重が6kg。本体サイズは、全高が1590mm(EVを含む)/1310mm(EVなし)、縮長が530mm。重量は1880g。価格は28,400円(税別)
「435III N」の仕様…耐荷重が2kg、脚最大荷重が4kg。本体サイズは、全高が1650mm(EVを含む)/1289mm(EVなし)、縮長が585mm。重量は1580g。価格は21,900円(税別)
「445III N」の仕様…耐荷重が2kg、脚最大荷重が4kg。本体サイズは、全高が1540mm(EVを含む)/1276mm(EVなし)、縮長が480mm。重量は1520g。価格は21,900円(税別)
Leofoto、アルカスイス形状対応雲台に装着できるスマホホルダーを発売
株式会社ワイドトレードは、Leofotoのスマートフォンホルダー「PS-2」・「PS-2(S)」を11月20日に発売した。カラーはシルバーとブラックの2色。価格は税別1万5000円。
長さ(収納時)39mm/幅98mm/奥行き28mm/重量145g/取付規格はUNC1/4(細ネジ)、アルカスイス互換

画像はPS-2の商品ページより
ただこの製品はSmallRigの2415と酷似しています。コピーに関しては当ブログは良いとも悪いとも書きません。が、私も製品作りをしていますし、もしコピーされれば気持ち良いことではないでしょう。また本当は自分がオリジナルなのに「こいつパクリだ」と思われることもあるでしょう。
コピー元となった製品「2415」→ https://smallrig.jp/smallrig-2415.html
そこで一人でも多くの方に、コピー元となった製品が存在することを知っておいてほしいと思い至りました。そしてそれを知った上でユーザーがどれを選ぶのか?は自由だと思います。ホールドする部分の形状はレオフォトの方が安定感がありそうですしね。
なお、本件についてSmallRig社に直接確認したところ「非常に遺憾であり、社内で対策を検討したい」とのことです。
今月はニュースの少ない1ヶ月でした。ただ鹿のニュースは温かい気持ちになりましたし、アイデア商品的なストラップも面白いなと思いました(買いませんが)。
レオフォトのPS-2の記事が「デジカメWatch」と「ギズモード・ジャパン」に掲載された日は、Twitterで非常に多くのツイートがされました。日々「アルカスイス」と検索していますが、滅多に賑わうことがないので、人気の高さに驚きました。いま国内でアルカスイス互換の普及に一番貢献しているメーカーと言っても過言ではありません。
さて今月はここまでです。来月はたくさん良いニュースが流れますように!


最新記事 by haku (全て見る)
- Really Right Stuff Macro150 マクロフォーカシングレール - 4月 13, 2021
- ARCA-SWISS P0+ Hybrid のクランプ換装 - 4月 13, 2021
- 助けて!クランプにくっ付いたネジが外れない!そんな時に慌てないための対処法 - 4月 7, 2021