早いもので気がつけばもう12月。今年も色々と買い物をした気がしますので、今回はそれらを振り返って感想を交えてご紹介したいと思います。
Really Right Stuff TFC-24L Mk2
今年買った三脚はこれ一本でした。Really Right Stuffの本社移転とリニューアルが同時期で、手元に届くまで結構時間がかかりました。やきもきされた方も多かったのではないでしょうか?私が買ったのはシリーズ2の4段ロング。最初はシリーズ1を購入予定でしたが、途中でキャンセルして変更しました。届くまでは何となく中途半端なモデルを買っちゃったかな?と不安に思っていたのですが、使い始めると気に入ってしまって、最近ではほとんどこの子を持ち出しています。メインが車ではなく、徒歩や公共交通機関という方に特にお勧めです。買って良かったです。
しかしせっかくMk2にリニューアルしたのに、ほとんどMk1と変更点が無かったのは残念でした。もう少しデザイン面で変更があれば新鮮味があって良かっただろうなというのが素直な感想です。デザインって飽きてしまうものですので。

ロッドスタンド
三脚が増えてくると保管場所の問題が発生します。クローゼットなどに仕舞い込んでしまうと、出すのが億劫になり使わなくなってしまいます。しかし出しっ放しですと結構なスペースを占拠されてしまいます。何とかならないかと思案していた時に買ったのがこちらです。
釣竿を立てておくためのスタンドです。太い脚だと上手く立てられないので、一番細い脚を少し伸ばして立てています。三脚の大きさにもよりますが、だいたい6本収納可能です。半透明の45Lのビニール袋をカバーとして使っています。これで省スペースで埃の被らない三脚スタンドとなります。
私が買ったスタンドはもう売り切れてしまったみたいですが、似たような物がamazonにいくつかあるようです。サイズさえ問題なければ結構オススメです。
ACRATECH Swift CLAMP
カメラストラップ難民のまま数年が経過していますが、未だ出口が見えない状態です。しかしようやくヘッドだけは「コレで良いかも」というものが見つかりました。
アルカスイス互換でレバーとノブのハイブリッド仕様のクランプです。レバーの相性問題をノブを搭載することで解決した製品です。メインはレバーですのでノブはあくまでも調整用という位置付けが素晴らしいと思います。若干改善してほしいなと思う部分はありますが、類似製品の中では一番使いやすいと思います。ブラックラピッドをお使いの方にオススメです。

Nikon Z6
今年買った中で一番高額な機材です。高感度に強く、とにかく暗所で使えるカメラです。賛否あると思いますが私はこれまでフルサイズミラーレスを使ってこなかったので、概ね満足しています。「FTZ」を使えば、豊富なFマウントレンズを活用できますので、フルサイズニコンユーザーの方にオススメです。

KANI 角型フィルター
14-24mmf2.8用のホルダーと、ND8 / ND16 / ND400 / ハーフグラデーションND / C-PL の5枚一気に買ってしまいました。これまで14-24mmf2.8を活用しきれていなかったので、かなり表現の幅が広がったように思います。

トレシーグローブ
角型フィルターを使っている全ての人にオススメです。これがあれば指紋を気にせずフィルターの脱着ができます。埃をサッと手で払うこともできますし、ちょっとした汚れなら直接指で拭き取ることができます。恐る恐る外す必要がないので、落として割ってしまう不安も軽減できます。地味で安いですが、今年買った中で一番のオススメアイテムかもしれません。

LEPLUS Compact USB Lightning
出先でiPhoneの充電が切れた!という時にモバイルバッテリーはあるのにLightningケーブルがない!ってことありますよね。またコンビニなどで買うとすごく高くて躊躇することもあります。キーホルダーに付けておけば、いざという時に安心です。実際に何度もこいつに助けられています。うっかりさんにオススメです。

いまいちばん美しい日本の絶景
ステマです ^^ ああ言っちゃったらステマじゃないか。写真集です。私も参加していますのでぜひご覧ください。

Salcar USB式 LEDイルミネーションライト
幻想的なイルミネーションがご自宅でお手軽に演出できます。USBですのでモバイルバッテリーがあれば屋外でも簡単に使用できます。クリスマスに向けて今の時期、特にオススメです。
KTC(ケーテーシー) ロッキングプライヤー
もはやカメラや撮影と何も関係なくなってきましたが、三脚雲台マニアにとって工具も立派な機材です。「Gitzoのネジがスペーサーからどうしても外れない!」という悩んでいる読者さま(2〜3人)の絶大な声にお答えして私が選んだ工具がKTCのロッキングプライヤーです。すでに「良かった!」「ありがとうございます!」といった反応が返ってきています。ニッチな声に耳を傾けるスタイルで今後も運営していきたいと思います。

デジタルノギス
三脚雲台マニアにとってワンオフでパーツを作ることは当たり前の作業です。そんな時に正確な寸法を計測できるノギスは必要不可欠となります。アナログでも良いのですが、デジタルの方が素人が扱うには正確です。ミツトヨのデジタルノギスが特にオススメです。
ただカメラの機材って傷を付けたくない物がほとんどだと思います。固いノギスが当たると傷をつけてしまう可能性が高いですから、そういう場合はカーボンノギスが大活躍します。私が持っているカーボンノギスは1000円程度で買ったもので0.1mm単位しか計測できませんが、ちょっとしたサイズを測るならば十分だと思います。何より安いのが嬉しいですね。
何だか撮影とは関係のない物が多かった気がしますが、今年買って印象に残っているものはこれくらいです。中でもとりわけ気に入っているのがZ6です。三脚雲台マニアの私がボディに興味を示すのはかなり珍しいと言えますが、それだけZ6の完成度が高かったということと、2018年は三脚雲台に魅力的な製品が出なかったという事でしょう。その証拠に今年は三脚1本しか買っておらず、雲台に至っては1台も買っていません。
でも来年は気になる三脚が到着する予定です。(すでに注文しています!)そちらに期待してください。


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コメント
ハクさん、今年はお世話になりました。良いお年をお迎え下さいね。ところで先日、自室で証明写真を撮ったのですが、ブツと違って背景に影が出来ないようにストロボ1灯で撮るのは至難の技でした。結局、半日かかりました。真正面にストロボ立てて、その前に吊した直径80センチのディフューザーで光を分散させて、なんとか影がない背景で撮れましたが、ライティングは難しいです。ストロボ追加購入と、ソフトボックス購入を考えています。
philotripusさん、本年はありがとうございました!
来年もよろしくお願いします!
証明写真って上手く撮ろうと思うと難しいですよね。
あまりライティングも凝らずに正面からソフトボックスで
やや飛ばし気味に、膝の上にレフ板を置いて撮ると、それっぽく
映ると思います。2灯あるなら背景も飛ばしちゃうのもありです。